Oracle v. GoogleのAPI著作権裁判の話(連邦最高裁)
2016年5月26日付で、合衆国連邦地裁(Federal District Court)において、いわゆる「Java API著作権裁判」について、「GoogleのJava API使用はフェアユースである」という陪審員評決が出たと報道されている。
なお、注意すべき点として、2016年5月26日段階で報道されている評決はまだ未確定である。今回の裁判はいわゆる知財裁判のため、州裁判所ではなく、連邦裁判所の管轄になっており、連邦地裁はその1審である。Oracleはおそらく控訴審の巡回裁判所、状況によっては連邦最高裁まで進むつもりであると思われるので、今後の動向には引き続き注意を要する。