wired は、libc に依存しない C で書かれた自前実装の QUIC サーバー SDK である。 QUIC は TLS による暗号化を組み込んだ、UDP 上のトランスポートプロトコルで、HTTP/3 の土台になっている。 wired は暗号(TLS ハンドシェイク、楕円曲線署名、パケット暗号化)も標準ライブラリなしで自前実装し、システムコールを直接呼ぶ。
この文書は、これまでに行われたパフォーマンス改善を、症状、原因、対策、効果の順で追えるようにまとめたものである。 数値はすべて当時の作業台帳と教訓集に記録された実測値で、それぞれの作業日のベースラインに対する比較として読む(日をまたいだ絶対値には、同時に入った他の改善や測定ノイズ分の揺れがある)。
測定に使う指標は次の 4 つである。