2025/01/04追記 https://note.com/kanade_lab/n/nae3551d35efb に詳細な内容が書かれています。
関数はオブジェクトに生えているので次のような使い方をする。
local foo = 0.5;
local bar = foo.Floor(); // bar => 0
foo = [];
foo.Add(1); // foo => [1]
- Ceil()
小数点以下を切り上げる。
- Floor()
小数点以下を切り下げる。
- Round()
小数点以下を四捨五入する。
- ToAscii()
対応するASCIIコードに変換する。 ただし、数値は0 < n < 128の範囲。
local n = 65;
n.ToAscii(); // "A"
メソッドのoffsetやlengthはバイト単位。文字単位ではないので注意。
- EndsWith(str)
文字列strで終わっていればtrue、そうでなければfalse。
- IndexOf(str, offset = 0)
位置offsetから文字列strが見つかる最初の位置を返す。 見つからなかった場合はnullを返す。
- Split(str, max = 0)
文字列strをデリミタとして、最大分割数maxで分割する。 maxは0で上限無し。
- StartsWith(str)
文字列strで始まっていればtrue、そうでなければfalse。
- Substring(offset = 0, length = 0)
開始位置offsetからlengthバイトの部分文字列を作成する。
- length
バイト単位で文字列長を返す。
- Add(value)
配列の末尾にvalueを追加する。
- Clear()
配列の要素をすべて消す。
- Insert(value, index)
位置indexにvalueを挿入する。
local a = [1, 2, 3, 4, 5];
a.Insert(6, 2); // a => [1, 2, 6, 3, 4, 5]
- Remove(index)
位置indexの要素を消して詰める。
local a = [1, 2, 3, 4, 5];
a.Remove(1); // a => [1, 3, 4, 5];
詰めたくない場合は直接nullを代入する。
local a = [1, 2, 3, 4, 5];
a[1] = null; // a => [1, null, 3, 4, 5];
- length
配列の長さを返す。
- Add(key, value)
連想配列にキーをkeyとして、valueを格納する。 []を使っても同じ結果が得られる。 以下3つの意味は同じ。
local m = {};
m.a = "b";
local m = {};
m["a"] = "b";
local m = {};
m.Add("a", "b");
初期化の時のみ、以下の方法でも良い。
local m = {a: "b"};
- Clear()
連想配列のすべてのkey-valueペアを削除する。
- Contains(key)
連想配列にkeyなるキーがすでに存在すればtrue、そうでなければfalse。
- Keys()
連想配列に存在するキーすべてを含んだ配列を返す。 例では辞書順だが、実際は辞書順とは限らない。
local m = {a: 1, b: 2, c: 3};
m.Keys(); // ["a", "b", "c"];
- Remove(key)
連想配列からキーkeyと、対になるvalueを削除する。
- length
配列が持つkey-valueペアの数
- IsBoolean()
boolean(true/false)であればtrue、そうでなければfalseを返す。
- IsNan()
数値がNaN(計算不能)であればtrue、そうでなければfalseを返す。 計算不能とは、0除算やlog(-1)などの計算できないものを表す。
- IsNull()
nullならtrue、そうでなければfalse。
- IsNumber()
数値ならtrue、そうでなければfalse。
- IsObject()
オブジェクト(配列や関数など)であればtrue、そうでなければfalse。
- IsString()
文字列ならtrue、そうでなければfalse。
- InstanceOf(cls)
よくわからん。
- ToBoolean()
booleanに変換する。
- ToNumber()
数値に変換する。
- ToString()
文字列に変換する。