- QHull 2012.1 for Windows(qhull-2012.1.zip)をダウンロードしてファイルを解凍する。(C:\qhull-2012.1)
http://www.qhull.org/download/
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既存のbuildフォルダ(C:\qhull-2012.1\build)を削除する。
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ソースコードの入力先とソリューションファイルの出力先を指定する。
- Where is the source code: C:\qhull-2012.1
- Where is build the binaries: C:\qhull-2012.1\build
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[Configure]を押してターゲットとなるVisual Studioを選択する。
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各種設定を行う。
- CMAKE_CONFIGURATION_TYPES Debug;Release
- CMAKE_INSTALL_PREFIX C:\Program Files\qhull (or C:\Program Files (x86)\qhull)
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[Add Entry]を押して以下の設定を追加する。
* Debugビルドの生成ファイルのファイル名(最後尾)に付加する文字列。Name: CMAKE_DEBUG_POSTFIX Type: STRING Value: _d Description: -
[Generate]を押してソリューションファイルを出力する。
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Visual Studioを管理者権限で起動してQHullのソリューションファイル(C:\qhull-2012.1\build\qhull.sln)を開く。
(Visual Studioを管理者権限で起動しないとINSTALLが失敗する。) -
プロジェクトの設定を修正する。(libqhull, user_eg2)
- libqhullプロジェクト, user_eg2プロジェクトのプロパティを開く。
- 構成のプルダウンメニューを「すべての構成」に変更する。
- [構成プロパティ]>[C/C++]>[詳細設定]のコンパイル言語の選択を「C++コードとしてコンパイル(/TP)」に設定する。
- [適用]を押してプロジェクトの設定に変更を反映する。
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QHullをビルドする。(ALL_BUILD)
- ソリューションの構成(Debug, Release)を設定する。
- ソリューションエクスプローラーからALL_BUILDプロジェクトを選択する。
- [ビルド]>[ソリューションのビルド]を押してQHullをビルドする。
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QHullをインストールする。(INSTALL)
- ソリューションエクスプローラーからINSTALLプロジェクトを選択する。
- [ビルド]>[プロジェクトのみ]>[INSTALLのみをビルド]を押してQHullをインストールする。
CMAKE_INSTALL_PREFIXで指定した出力先へ必要なファイルがコピーされる。
- 環境変数QHULL_ROOTを作成してQHullのパス(C:\Program Files\qhull)を設定する。