- 次田潤『古事記新講』
- 言(まを)したまはく
- 倉野・武田『古事記 祝詞』
- 言ひしく
- 西宮一民『新潮日本古典集成 古事記』
- 言ひしく
- 沖森・佐藤・八嶋『新校古事記』
- 言はく
- 西郷信綱『古事記注釈』
- 言ひしく
- 『古事記新講』
- 然らば天照大御神に請(まを)して罷(まか)りなむ
- 『古事記 祝詞』
- 然らば天照大御神に請(まを)して罷らむ
- 『新潮日本古典集成 古事記』
- しからば、天照大御神に請して罷らむ
- 『新校古事記』
- 然あらば、天照大御神に請ひて罷らむ
- 西郷信綱『古事記注釈』
- 然らば天照大御神に請(まを)して罷らむ
- 申すに同じ。
- 次田潤『古事記新講』
- 必ず善(うるは)しき心ならじ
- 書紀に「友善」をウルハシと訓んであるため
- 倉野・武田『古事記 祝詞』
- 必ず善き心ならじ
- 書紀にも「善意」とある。下の「邪き心」の反対で、皇室に対する忠誠心
- 西宮一民『新潮日本古典集成 古事記』
- 必ず善(よ)き心にあらじ
- 沖森・佐藤・八嶋『新校古事記』
- 必ず善(よ)き心にあらじ
- 西郷信綱『古事記注釈』
- 必ず善(うるはし)き心ならじ
- 古事記伝にならう
- 次田潤『古事記新講』
- 僕(あ)は邪(きたな)き心(こころ)無(な)し
- 倉野・武田『古事記 祝詞』
- 僕(あ)は邪(きたな)き心(こころ)無(な)し
- 書紀には「黒心」とある。朝廷に対する反逆心
- 西宮一民『新潮日本古典集成 古事記』
- あは邪(きたな)き心なし
- あ(僕)は下僕の意味。一人称の卑称
- よこしま、邪悪の意味の場合は「邪」の字を使い、ザの音仮名としては「耶」の字を用いている
- 沖森・佐藤・八嶋『新校古事記』
- 僕(われ)は邪(きたな)き心(こころ)無(な)し
- 西郷信綱『古事記注釈』
- 僕(あ)は邪(きたな)き心無し