当日頂きましたご質問のうち、下記について確認が取れましたので、この場をお借りしましてお答え致します。
Route53 での DNS Failover、TTL が 300秒固定だと思いますが、その影響を最小限にするために何かしてることはありますか? また、https への対応は?
弊社では、下記のような手順で DNS フェイルオーバーを実現しています。
- Route53 でのHelth Checkを作成
- ここでプロトコルを選択できます(以前は HTTP / TCP の対応のみだったようですが、現在は HTTPS も選択可能です)
- プライマリ用、セカンダリ用の2つのAレコードを Route53 の Hosted Zone に追加
- このタイミングで TTL は自由に設定可能です。
- 弊社では TTL=5 で設定しました。体感で10秒程度掛かりますが、そこは仕様としました。
- Routing Policy は "Failover" で、"Failover Record Type" は Primary / Secondary を適切に選択します。
こちらの記事 http://dev.classmethod.jp/cloud/route-53-dns-failover-ec2/ も参考に設定しました。 この方法でやれば、TTL の問題も HTTPS の問題も対応可能でした!