「asa1984 Advent Calendar 2024」4日目の記事です。
筆者は2024-10-29をもって20歳を迎え、合法的に飲酒できるようになった。この1ヶ月は色々な酒を試す日々で、この記事を書いている今日は初めて居酒屋で酒を飲んだ。現在、筆者は前代未聞の酩酊状態にあり、本稿の脈絡や文章表現は恐らくめちゃくちゃになっていると思うが、読者諸氏の性善的許容能力を信じてアドベントカレンダー4日目を決行する。
酒は不味い。アルコールなど人間の口に合うはずもなく、ただ人間の各種臓器と脳を破壊するだけの下劣な化学物質である。しかしながらヒトは愚かしくも気持ちよく酔いたいという欲望のために、製法を改良し、酒の味を改良し、低コスト化に努めてきた。これだけのコストが注ぎ込まれ、味の改良が行われてきた飲料は酒を除いて他にない。
筆者はこの状況に怒りを覚え、アルコール飲料より遥かに健康的なソフトドリンクの台頭を望んでいるが、酩酊状態の今にあってはその信念もアルコールに希釈されて、もはや輪郭も掴めていない。
そんな状態の筆者が、酔拳の如くキーボードを滑らかに叩きながら酒レポートをお届けする。
人間を破壊することを指向した飲料。大学生どもが飲んでいる理由が即座にわかる。
味は後味が消毒液のジュースであり、これを飲むくらいなら適当な2Lジュースでも買ったほうがいい。が、皆で酒を楽しむという目的ならアリだなと思う節もある。筆者が高専生の矜持を忘れてカスの大学生に足を踏み入れようとしている危険信号。
個人的に一番好みの酒。筆者はウィルキンソンの炭酸水を愛してやまない生粋のCO2愛好家なのだが、氷結は甘さ控えめで食事に合う酒で、ウィルキンソンと似たところがありかなり飲みやすい。氷結のみならず、甘さ控えめのスッキリ系の酒が口に合っているようで、ジンソーダなども好きだ。
ほろよい・氷結から一気に飛んで、初めて飲んだ10%台の酒がサイゼのワイン。学校の先生からはサイゼのワインは飲みやすいと聞いていたので試してみたのだが、初手の感想は「騙しやがったなこの野郎!」だった。
筆者はコーヒーが苦すぎて飲めないのだが、ワインも同様にしぶすぎて飲めなかった。ブドウの皮から身を完全に剥ぎ、それを絞ったエキスにアルコールをドバドバ入れたような味。初めてアルコールの風味というものを直に感じた。
甘いワインというのが世界には存在するらしいので、そこでリベンジしたい。
相性の悪い酒。オレンジの贅沢搾りを飲んだのだが、アルコールの風味を全く感じず完全にジュース。恐らくアルコールの味を脳が苦味と認識していまっていて、その上筆者はオランジーナが好きなのでガブガブいけてしまう。
アルコール4%なのだがサイゼの13%のワインよる遥かに酔った。筆者の友人に日本酒だけ異常に弱い奴がいるのだが、酒の相性というものが本当に存在することがわかった。
コークハイは度数高いのにガブガブいけてヤバイ!みたいな話を聞き、ジャックダニエルのコークハイの缶を買って、マクドナルドの倍ビッグマックと一緒に食した。
サイゼのワインと同様アルコールがどぎついのだが、コーラの香料のおかげで飲みやすかった。コーラ入り燃料を給油している気分。肝臓の車検が切れちまうぜ!
コーラとハンバーガーの相性の良さは言うまでもないが、アルコールに慣れているならコークハイで置換することもできるだろう。次はバーガーキングのハイネケンを試したい。
ワインは味がキツかったが、フルーティーな香りは好きだった。そこでワイン・砂糖・果汁を混ぜた飲料であるサングリアの缶290mlをイオンモールで購入。
結論から言うと、度数8%以上の酒の中では一番好き。ほろよいと違って酒を飲んでいるという明確な自覚があり、なおかつフルーティーで飲みやすい。カンパーニュと一緒に飲んでいたのだが、中世ヨーロピアンどもがワインとライ麦パンを合わせていた理由を理解した。
レモンを絞る謎の皿を初めて見た。Eテレでしか見たことなかったので新鮮。やはり氷結と同様飲みやすく、ガブガブいけてしまう。危険。
正直苦手。アルコールの味と芋の風味が合わさるのがかなりダメ。ジョッキの4分の1を飲んだ後は、友達に飲んでもらった。
度数高ェ!おちょこで飲んでいるのにアルコール!という強い主張を感じる。やはり米の香りが特徴的で、これが飲みやすいと言われる理由がわかっった。他のアルコール飲料と違って刺々しいアルコール感がなく、やわらかさを感じた。大関を飲んだのだが、次はCMでよくみる澪を試したい。
初ビール。ノンアルのビールを味見したときは苦くて不味い麦茶モドキのソーダという感想だったが、居酒屋の中ジョッキの生ビールは美味かった。苦味はあまり強くなく、恐らくアルコールに慣れてきているのだと思う。恐怖。
今日行った居酒屋は炭火焼き鳥が売りなのだが、ニワトリの部位の中でも脂が豊富なぼんじりとの相性がよい。なるほど、オッサンが焼き鳥とビールを一緒に食すわけである。
高度に発達したフルーツ系の酒はソフトドリンクと見分けがつかない。マンゴー大好きなので当然美味しく頂いたが、ソフトドリンクでよくね?と思った。酒に比べてソフトドリンクの開拓が未発達なのは人類の怠慢である。
居酒屋を出た後にコンビニで購入。梅酒系の酒は初めて飲んだのだが、美味い。梅の風味が強く、アルコールの嫌な部分を打ち消してくれて、なおかつアルコール飲料を飲んでいるという感触はある。
のり塩ポテトチップスを友人たちとつつきながら飲んだのだが、これがまた合う。ほろよい系の味を想像していたのだが、梅酒はそれらとは全く異なる味で、「梅酒」という独立ジャンルを築いていることが頷ける味だった。今度はサワーではない普通の梅酒を飲んでみたい。
昨日までの筆者の最大飲酒量は8%・350mlコークハイである。両親が激烈に酒に弱いため慎重に飲んできた。しかしながら、今日で最大飲酒量を3倍以上も更新してしまった。思考への影響だけでなく、運動器官への影響も出ている。友人たちからはテンションが上がっていると指摘されたが自覚できない。
酒・タバコに興じる人間たちを罵りまくっていた人間がこのような深い酩酊状態にあるというのは大変な皮肉だ。皮膚が赤方偏移して亜光速で宇宙を旅している。二日酔いするか試すからみんな見てて…
伊藤計劃『ハーモニー』の世界のように、WatchMeが我ら不健康の民を罰してくれることを望み、本稿を締めくくる。