文字列の先頭に s をつけると Scala の string interpolation が実行される。 Gatling の EL は単なるマクロ置換なので、ELを使う場合は文字列の先頭に s はつけない。
例)
- s"Hello, ${name}" => 変数 name の値が展開される(string interporation; Scala)
- "Hello, ${name}" => セッションの name の値が展開される(EL; Gatling DSL)
セッションキーの値を変数として渡したい場合は以下のようにする:
s"Bearer $${${sessionKey}}"
コンパイラは以下のように評価する:
s"Bearer $${${sessionKey}}"
=> s"Bearer $${access-token}"
=> "Bearer ${access-token}"
=> "Bearer 01234567890ABCDEF..."
最後から2番目の式は EL によってセッションキー merchant-access-token
の値に展開される。
(なお、Gatling で「セッション」という用語は、サーバサイドセッションではなく、クライアントサイドセッションに使われることに注意)