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クラウドコンピューティングの定義 | |
マルチテナント性(Multitenancy) (共有リソース) | |
専用リソース(つまり、シングルユーザやオーナー専用のコンピュータ設備)を想定していた従来のコンピューティングモデルとは異なり、クラウドコンピューティングはネットワークレベル、ホストレベル、アプリケーションレベルでリソースを共有する(つまり、複数ユーザが同一リソースを使う)というビジネスモデルに基づいている。 | |
大規模スケーラビリティ | |
たとえ組織に何百何千ものシステムがあったとしても、クラウドコンピュティングは何万ものシステムまでスケールする能力を備えている。また、ネットワーク帯域やストレージ容量を大規模にするスケールする能力も備えている。 | |
弾力性(Elasticity) | |
従量課金(pay as you go) | |
リソースのセルフ・プロビジョニング | |
従来のソフトウェアモデル | |
従来のソフトウェアアプリケーションは、多額の前払いのライセンス料と年間サポート料というモデルに基づいている。ユーザ数が増加するにつれて、追加のサーバやITサポートが必要になるため、パッケージの基本料金は上昇するおそれがある。ほとんどの場合、ライセンス料は実際の利用(サーバタイプやCPUの個数、物理的な特性など)に直接対応しているわけでなく、何らかの実質的ではない基準により定められている。エンタープライズソフトウェアのパッケージには通常、ハードウェアの設置、サーバ、社内外のユーザ数に応じたバックアップやネットワークプロビジョニングが必要になる。また、セキュリティアーキテクチャには、許可されていないアクセスから重要なリソースを守るという重い責任が課せられている。さらに、従来のソフトウェアアプリケーションはかなりカスタマイズできることが多く、これは金銭的にも労力的にもコストになっている。 | |
クラウドのサービス提供モデル | |
SaaS | |
利点 | |
SaaSを利用することで、組織はアプリケーションのホスティングや管理をサードパーティ(ソフトウェアベンダーやサービスプロパイダ)にアウトソースすることができる。これにより、アプリケーションを社内でホストするのに必要なソフトウェアのライセンスやサーバ、その他インフラストラクチャや人員にかかるコストを削減することができる。 | |
SaaSを利用することで、ソフトウェアベンダーは利用をコントロールしたり制限したり、コピーや配布を禁止したり、ソフトウェアの派生バージョンを管理するのが容易になる。SaaSによって集中管理することで、ベンダーやサプライヤはユーザのデバイスにあらかじめソフトウェアを組み込むことなく、複数のビジネスやユーザとの間に継続的な収益源を確立できるようになる。 | |
通常、SaaSモデルを使ったアプリケーション提供は、Webをインフラストラクチャとした一対多のサービス提供になる。エンドユーザはWebブラウザ経由でSaaSアプリケーションにアクセスできる。アプリケーション固有の機能をサポートするために、独自のインターフェイスを提供しているSaaSベンダーもある。 | |
SaaSデプロイメントには通常、特別なハードウェアは必要なく、既存のインターネットアクセスインフラストラクチャ越しに実行することができる。SaaSアプリケーションをスムーズに動かすためには、ファイアウォールのルールや設定の変更が必要になることもある。 | |
エンドユーザから見ると、SaaSアプリケーションの管理はベンダーによってサポートされる。APIを使ってSaaSアプリケーションを設定することはできるが、完全にカスタマイズできるわけではない。 | |
PaaS | |
最低限次の要素が含まれているべき | |
PaaSの開発環境はブラウザベースであるべきだ。 | |
エンドツーエンドのPaaSソリューションは、実際にターゲットとなるサービス提供プラットフォーム上で動かせる生産性の高いIDE(Integrated Development Environment)を提供し、プロダクションデプロイメントと同じ環境でデバッグやテストシナリオの実行ができるべきだ。 | |
PaaSソリューションは、外部Webサービスや外部データベースとの統合をサポートするべきだ。 | |
PaaSソリューションは、アプリケーションやユーザ行動の総合的なモニタリング機能を提供して、開発者がアプリケーションの利用動向を把握して改善できるようにサポートしなければならない。 | |
スケーラビリティ、信頼性、セキュリティは、追加の開発や設定、その他コストをかけることなく、PaaSソリューションにあらかじめ組み込まれているべきだ。マルチテナント性(任意の数のユーザに対してサービスが提供できるよう、アプリケーションが自動的に状態やデータを分配できる機能)は、追加作業を何ひとつすることなく、あらかじめ想定されていなければならない。 | |
PaaSソリューションは、ソフトウェアの全ライフサイクル(開発、テスティング、ドキュメンテーション、オペレーション)を通じて、フォーマルとオンデマンド両方のコラボレーションをサポートしなければならない。この際、ソースコードや知的財産に関するセキュリティは確保されなければならない。 | |
PaaSソリューションは従量課金をサポートするべきだ。 | |
IaaS | |
特徴 | |
スケーラビリティ | |
コンピューティングリソース、メモリ、ストレージといったインフラストラクチャ要件を、ユーザ要件に基づいて(ほぼリアルタイムに)スケールすることができる。 | |
従量課金 | |
任意の期間、必要とされるインフラストラクチャを正確な分量だけ購入することができる。 | |
最善の技術とリソース | |
わずかなコストで、最善の技術ソリューションとすぐれたIT機能にアクセスすることができる。 | |
クラウドデプロイモデル | |
パブリッククラウド | |
プライベートクラウド | |
専用 (Dedicated) | |
プライベートクラウドは顧客が所有するデータセンターやコロケーション設備にホストされ、社内IT部門によって運用される。 | |
コミュニティ型 (Community) | |
プライベートクラウドはサードパーティの施設に設置され、セキュリティやコンプライアンス要件を含んだ特別なSLAや契約情報を結んだベンダーによって所有、管理、運用される。 | |
マネージド型 (Managed) | |
プライベートクラウドインフラストラクチャは顧客によって所有され、ベンダーによって運用される。 | |
ハイブリッドクラウド | |
プライペードクラウドにおけるネットワーク、コンピューティング、ストレージインフラストラクチャは、その組織専用であって他とは共有されていないという点でパブリッククラウドとは異なっている(つまり、そのクラウドはその組織のテナント専用になっている)。 | |
一般的に、プライベートクラウドの運用モデルでは、ホストのセキュリティ管理と日々の運用は、社内IT部門もしくはSLA契約を結んだサードパーティに委ねられることになる。この直接的なガバナンスモデルを効かすためには、プライベードクラウドの顧客は、プライベートクラウドインフラストラクチャ(ハイパーバイザとホストされた仮想化OSの両方)の物理的、論理的セキュリティをかなりコントロール、監視しなければならない。その一方、コントロールと透明性が高いため、顧客は自社で規定するセキュリティ標準やポリシー、法規制コンプライアンスに適応しやすい利点がある。 | |
16:36 (bobbyjam99) ko: GAEでの開発とかってSaaSに属するんですかね?それともIaaS上にアプリ構築? | |
16:37 (bobbyjam99) 違うか。PaaSか。 | |
16:43 (ko) PaaSですね | |
16:46 (bobbyjam99) IaaSの例ってなんかあります?うちでも公でも。 | |
16:47 (bobbyjam99) テクノキュービックはIaaSなのかな。 | |
16:47 (ko) IaaSデス | |
16:48 (ko) ニフティクラウドやIIJはIaaS | |
16:48 (ko) Amazon EC2はIaaS寄りでSalesForceはPaaS | |
16:49 (bobbyjam99) あとSaaSのサービスをカスタマイズする必要があるとPaaS? | |
16:52 (ko) SaaSをカスタマイズできてもカスタマイズ可能なSaaSじゃないかな | |
16:52 (ko) GmailはカスタマイズできるけどPaaSとは言わないだろう | |
16:53 (ko) ユーザーがプログラミングできて配備するプラットフォームになってるのがPaaSだろう | |
16:56 (ko) そういう意味ではSalesForceは、SaaSとPaaSが地続きになってるかもねえ |
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16:36 (bobbyjam99) ko: GAEでの開発とかってSaaSに属するんですかね?それともIaaS上にアプリ構築?
16:37 (bobbyjam99) 違うか。PaaSか。
16:43 (ko) PaaSですね
16:46 (bobbyjam99) IaaSの例ってなんかあります?うちでも公でも。
16:47 (bobbyjam99) テクノキュービックはIaaSなのかな。
16:47 (ko) IaaSデス
16:48 (ko) ニフティクラウドやIIJはIaaS
16:48 (bobbyjam99) fmfm
16:48 (ko) Amazon EC2はIaaS寄りでSalesForceはPaaS
16:49 (bobbyjam99) あとSaaSのサービスをカスタマイズする必要があるとPaaS?
16:52 (ko) SaaSをカスタマイズできてもカスタマイズ可能なSaaSじゃないかな
16:52 (ko) GmailはカスタマイズできるけどPaaSとは言わないだろう
16:53 (ko) ユーザーがプログラミングできて配備するプラットフォームになってるのがPaaSだろう
16:55 (bobbyjam99) SかPかはプログラミングかどうかが基準になりそうですね。ありがとうございます。
16:55 (bobbyjam99) カスタマイズの度合いといった所なのかな。
16:56 (ko) そういう意味ではSalesForceは、SaaSとPaaSが地続きになってるかもねえ
16:57 (bobbyjam99) そうそう。問題なのは各デプロイモデルでの責任範囲(品質担保範囲)を定義する時に曖昧だと問題起きそうなので、ある種の基準が欲しいなーと。