2014年新卒： ApacheのVirtualHost

Apache VirtualHost

#####一つのプロジェクト

サーバーに一つのプロジェクトが入っている場合は__VirtualHost__を使う必要がありません。 httpd.conf(apacheの設定ファイル)の "DocumentRoot"プロパティーを設定するだけで動きます。

DocumentRoot "/var/www/html/myworkspace"

ブラウザーで "http://xxx.xxxx.xxx/test.html" をアクセスする時に "/var/www/html/myworkspace/test.html" ファイルがロードされます。

URIにファイル名が指定されてない場合は"index.html"がデフォルトで読み込まれます。デフォルトファイルを追加したい場合は"DirectoryIndex"プロパティーに追加します。

DirectoryIndex index.html index.php test.html

ファイルが指定されていなければ、順番通りにファイルを探します:

index.html
index.php
test.html

#####　複数のプロジェクト

__VirtualHost__を利用することによって少ないリソースで複数のWebサイトを構築することが可能になる。

<VirtualHost *:80>
   DocumentRoot /home/test_html
   ServerName kazmax.zpp.jp
</VirtualHost>

読み取り順番は上からです。__VirtualHost__が一致すれば、__VirtualHost__内で設定されている__DocumentRoot__が利用されます。

__VirtualHost__が一致するかしないかの判断は２か所あります：

VirtualHostの後ろにあるIP+port (*:80)
ServerName (サーバー名)

の場合は全てが対象になります

ログファイルの保存先・ディレクトリごとの設定を追加します：

<VirtualHost *:80>
DocumentRoot /home/test_html
ServerName kazmax.zpp.jp

<Directory "/home/test_html">
    Options FollowSymLinks
    AllowOverride None
    Order allow,deny
    Allow from all
</Directory>

ErrorLog logs/my-error-log
CustomLog logs/my-log.jp

</VirtualHost>

参考

http://kazmax.zpp.jp/apache/apache4.html

canujohann/virtual_hosts.md

Apache VirtualHost

参考