VRChatの標準カメラ(FOV=60)で撮影すると、周辺部がにゅ~んと伸びてしまいがちなので、それを調整するためのバッチファイルを書いてみました。
※2021年11月のアップデート以降、カメラのFOVが調整可能になりました。FOVがデフォルトから変更している状態で撮影した場合は正常に補正できませんのでご注意ください。
- 添付のバッチファイル
vrcss-fov50.bat
をダウンロードして適当な場所に置く(vrcss-fov50.bat
の右側のRaw
ボタンを右クリックしてリンク先を保存するか、ページ右上のDownload ZIP
からアーカイブをダウンロードして解凍) - ImageMagick公式ダウンロードページ から ImageMagick-7.1.0-4-portable-Q16-x64.zip をダウンロードして解凍
- 解凍したフォルダを
ImageMagick
にリネームしてドキュメントフォルダ(C:\Users\xxxxx\Documents
)の中またはお好みの場所に置く。ドキュメントフォルダの場所をカスタマイズしている場合や、別の場所に置いた場合は、バッチファイル3行目の%USERPROFILE%\Documents
の部分を置き場所のパスに書き換える(変数の値がフォルダ内のconvert.exe
のパスを指すようにしてください)。 - バッチファイルの2行目にFOV設定があるので、必要に応じて調整する
- 変換したい画像ファイルをバッチファイルに対してDnDすると、変換された画像が自動的に保存されます(ファイル名末尾が
.fov50.png
のようになります) - クリップボードに画像をコピーした状態でバッチファイルをダブルクリックして開くと、変換された画像がクリップボードに上書きされます(複数回実行すると効果がかかりすぎてしまうため注意)
- アバターギミックとして組み込む拡張カメラやワールド設置カメラを用いて撮影した写真は、FOVが標準のものと異なる場合がありますので、正常に変換できないことがあります。
- 中央部が膨張したようになるため、背景に直線を多く含む場合など、画像によっては適さないことがあります。
本バッチファイル自体のライセンスはCC0です。 ImageMagick のライセンス は別途ご確認ください。
WSL上でしたかったから、コア部分をパクってみました ><
(zsh用)
$ fov=50 && k=$((fov / 60.0)) && k2=$(((k - k * k * k) / 6.0)) && convert -distort barrel "0 $k2 0 $k" input.png output.png