ドットファイル、ご存じでしょうか。 UNIX 系のシステムの、主にホームディレクトリにある . (ドット) から始まる名前の設定ファイルのことをいいます。 .bashrc
とか .emacs.d/
とかありますよね。だんだん手になじむ設定がたまってきて、複数の環境で使い回したくなってくるわけです。そこで、ドットファイルを GitHub に置いている人をよく見かけます。
私も置いています。何もしなければ、各環境でこのレポジトリをクローンしてシンボリックリンクを張ったりするわけです。めんどくさいですね。
そこで、今日のネタは install.sh です。このようなスクリプトを書いておけば、
curl https://raw.githubusercontent.com/cohei/dotfiles/master/install.sh | bash
と打つだけで dotfiles にあるファイルをダウンロードして展開できます。ワザマエ!
これは別に目新しいものではなく、このあたり
- [dotfiles を curl -L dot.hoge.com | sh でインストールする方法](http://b4b4r07.hatenadiary.com/entry/2015/0 1/18/235212)
- dotfilesを一元管理するときにちょっと苦が減る方法
- 最強の dotfiles 駆動開発と GitHub で管理する運用方法
を参考にして作りました。
このスクリプトではローカルリポジトリのドットファイルへのシンボリックリンクを作ります。そのため、リポジトリで git pull
すればリモートの変更を即座に環境に反映できるのがミソです。ドットファイルを直接配置すると、更新するときには配置のしなおしが必要になってしまいますかからね。
早速、新しく立てた仮想マシンで活躍してくれました。いつもの bash やエディタの設定が、コマンド一発で使える感動!
今回は自分でスクリプトを書いてしまいましたが、 homesick のように同様のことをするツールもあるようです。
みなさんも楽しいドットファイルライフを!