僕が日本でエンジニアとして働いていてみて思っていることと、 こうしたら良いんじゃないか?ということを書いてみます。
- Google のソフトウェア・エンジニアリング(2007年06月07日の記事)
- 「Google的組織」を作る上でやってはいけないこと
- フェイスブックは業務を自動化して社員を「過去の仕事」から解放した
- 衝撃的な効率性~最高の DevOps チームは「知っている事」で構成されていた~
これらを見た感じ、
- 開発者にざっくりとした方向性示す(やり方は任せる)
- 無理に期限を決めない
- アジャイル開発
- 必要な事だけに作業を削る
- 自動化出来るところは、全部自動化していく
- ペアプロ良いよ
- 開発者が必要とするPC周辺機器は揃っている
という感じでしょうか。
色々とコスト算出手法があると思いますが、EBSはシンプルで良いと思います。
日本人は、既にあるものをブラッシュアップするのが得意だと思います。 不確実性の回避の考え方が強いので、既に大丈夫な状態のものを、 良くしていくのは、性に合っているのかもしれません。
逆に言うと、新規事業のように不確実性の塊のようなものは、 無意識に嫌ってしまうのかもしれません。 (そもそも体制が新規事業に向いていないというのもあるかもしれません。) (新規事業は明確なゴールが無いので、ルールに従うのが好きな国民性も、ネガティブに働くのかもしれません。) (逆にルールが、イノベーションが起こりやすいものであれば、ルールを守れるのは強みとなるのでしょうか?)
トップダウンばかりやってきた企業が、いきなりボトムアップを やろうとしても難しいのでは?と、思います。
ボトムアップだと、上の人が偉くないという立ち位置になるので、 江戸時代よりも前から、上司 = 神みたいな風潮が続いていた 日本だと受け入れられない人もいるのかもしれません。
生産性を上げたいと言いつつ、PC周辺機器を満足に渡さないのは、 いかがなものかと思います。エンジニアの生産性は、10倍以上の 違いがあるということなので、使用するPCなり、ディスプレイなりに コストを払ったほうが良いと思います。 (Linux Mintで開発したいです(´;ω;`)ブワッ)
個人的には、密接に絡んでいると思います。生産方法(ルール?)が 良ければ、自ずと品質は上がります。
Googleはレビューとテストが無いと、コミットしてはいけないようです。 日本人はルールに従う国民性なので、最初からGoogleのようなルールだとすんなり浸透する気もします。
個人的には上のリンクにある「最高の DevOps チーム」と、同じ環境・開発体制で、 作業してみたいなぁと思います。 (日本ではそういう開発体制を作れると思えない所が残念な所ですが。。。)
営業の人と、システムの人と、デザインの人で、作業内容が 全然違うと思うので、それぞれに合った職場環境を用意したほうが、 良いと思います。例えば、営業の人だと外に出る機会が多いと思うので、 軽いNotePCを支給するとか、デザイナーだと 色合いなどの違いが需要なので、カラーキャリブレーション済みの ディスプレイを配布するなどです。
エンジニアは、上記の構成が良いのでは?と、思います。
日本は、色々と新規事業を生み出すのに向いていないと思います。 しかし、向いていない部分や、悪いルールなどを改善できれば、 まだまだ、巻き返せるのかなぁと思います。
組織の体制については、下の人がいくら言っても変わらないので、 偉い人おねがいします!!です。 (海外は経営陣刷新とかやっているので、変えやすいのかな?と思います。) (あとは、自分で起業する感じですかね?)
追記 日本人で科学分野でノーベル賞を取っていますが、他国の記事に日本はイノベーションが生まれる環境が整っていると書いてありました。 僕の記事では、日本では無理的な内容で書いてましたが、分野が違えば出来ているということは、 やはりレギュレーション次第で、全然巻き返せることの証明のような気がしました。
PC何が良いのさ?と聞かれたので、個人的にはVAIO推しです。 開発マシンは自作デスクトップで、持ち運び&開発では、NotePCのVAIOが良いです。(暗に2台持ちしたいですと言ってますね。。。)
■vaio S15 http://www.sony.jp/vaio-biz/products/s151/index.html?s_tc=st_co_va_2801fb
開発者には、S15の4コア。 持ち運びメインの人は、S13(重量1kgくらい)だと良いと思います。
普通のエンジニアは、Macとかでしょうか? 僕は、アップル製品とは反りが合わないので、選択肢として存在しないです。。。