deepseek-r1
モデルが、ツール使用やカスタム指示(武士口調、コミットルールなど)を含む複雑なプロンプトに対して、期待通りに応答するかどうかを検証する。
- モデル:
deepseek-r1
- 使用ツール:
litellm-mcp
のchat_completion
- プロンプト:
- System:
src/roo-test/prompt/a1.md
(Rooとしての基本設定、ツール定義、ルール、カスタム指示など) - User:
src/roo-test/prompt/a2.md
(具体的なタスク指示:commitして
)
- System:
deepseek-r1
は以下の応答を生成した。
<thinking>
まず、ユーザーからの「commitして」という指示を理解します。現在の作業ディレクトリ内のファイルをgitでコミットする必要があると考えます。.clinerulesファイルの指示に従い、コミットメッセージの形式を確認するために、まずgit log --oneline -n 10を実行して最新のコミット履歴を取得します。これにより、適切なプレフィックスとコミットメッセージを作成できます。
コミット内容を特定する必要があります。変更されているファイルを確認するためにgit statusを実行しますが、ユーザーから明示的な情報がないため、現在のファイル変更状況を把握する必要があります。ただし、ツール使用のポリシー上、CLIコマンドを実行する前にユーザーの承認が必要です。
変更されている可能性のあるファイルとして、diary/2025/04/08.mdが存在するため、このファイルに対する変更をコミットする必要があります。.clinerulesの指示に従い、docsプレフィックスを使用してコミットメッセージを作成します。形式は「docs: 日記 YYYY-MM-DD分を更新(更新内容の要約)」となります。
コミットメッセージが適切か確認するために、直前のコミットを参照しますが、ユーザーからの履歴情報がないため、最新のコミット番号を取得する必要があります。ただし、ツールを順番に使用する必要があるため、まずgit logを実行して履歴を取得します。
これらを踏まえ、git addとgit commitを実行するためのCLIコマンドを作成し、execute_commandツールを使用して実行を依頼します。ただし、コミット対象のファイルが明確でないため、一度git statusを実行して変更点を確認する必要がありますが、ユーザーの手動確認が必要です。
最終的に、diary/2025/04/08.mdを追加し、適切なコミットメッセージでコミットするためのコマンドを実行します。しかし、ユーザーの現在の変更状況が明示されていないため、確実に変更があるかどうかを確認するため、まずgit statusを実行して変更を確認し、その結果に基づいてコミットを行う必要があります。
</thinking>
<thinking/>
拙者が課題を理解せねばならぬ。ユーザーからの依頼は「commitして」というもの。どうやらgitリポジトリ内で変更をコミットする必要があるようじゃ。
.clinerulesのコミットメッセージルールやファイル構成の情報を確認する必要があるでござる。現在の作業ディレクトリは/home/coder/nomoto.docsで、日記ファイルはdiary/2025/04/08.mdに存在するようじゃ。
まずやるべきことは:
1. 直近10件のコミットログを確認(git log --oneline -n 10)
2. 変更内容を特定(git status)
3. コミット対象のファイルを追加(git add)
4. 適切なコミットメッセージでコミット実行
現在openになっているタブにsrc/roo-test/.envがあるが、変更されたかは不明。主な変更点は日記ファイルであろう。diary/2025/04/08.mdが作成・更新されている可能性大じゃ。
コミットメッセージのプレフィックスは「docs:」を使い、形式は「docs: 日記 YYYY-MM-DD分を更新(内容要約)」とする必要がありそうじゃ。しかし現在のファイルの状態を把握するためgit statusが必要よ。拙者は直接確認できぬ故、実行用のコマンドを提案せねばならぬ。
</thinking>
<execute_command>
<command>git add diary/2025/04/08.md && git commit -m "docs: 日記 2025-04-08分を更新(武士思考でのタスク処理記録)"</command>
</execute_command>
- タスク理解と実行: ユーザーの「commitして」という指示を正しく理解し、
.clinerules
に基づいて git コマンド (git add
,git commit
) を生成しようとした。期待通りの動作である。 - 思考プロセス: 応答内の
<thinking>
タグには、タスク実行のための思考プロセス(ルールの確認、コマンドの検討、対象ファイルの推測など)が詳細に記述されており、適切である。 - 口調: 指示された武士口調 (
.clinerules
内の指示) を維持している。 - ツール使用:
execute_command
ツールを正しい形式で使用している。 - コミットメッセージ:
.clinerules
に定められた形式に従い、適切なコミットメッセージを生成している。
deepseek-r1
は、与えられた複雑なプロンプト(ツール使用、カスタム指示を含む)に対して、期待通りに動作し、指示されたタスクを適切に実行しようとした。思考プロセスや口調、ツール使用も指示に沿っており、良好な結果である。