おもに製造業で使われている「4S」の概念は、ソフトウェア開発においてもほぼ適用できる: https://ja.wikipedia.org/wiki/4S%E9%81%8B%E5%8B%95
ソフトウェア開発においても、作業環境の質は作業の質に影響する。 よく整理整頓された環境は日々のストレスを減らし、ミスを減らし、思考を明晰にする助けとなる。
なお、調理の世界にも同様の規範がある: https://en.wikipedia.org/wiki/Mise_en_place
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整理:
- 不要なファイル、ショートカット、ブックマークはないか?
- ふだん使わないプロセス、ブラウザのタブ、dockerコンテナが走っていないか?
- インストールしただけで使っていないアプリはないか?
- 不要になったgitブランチ、AWSリソース、ssh/configの項目はないか?
- etc.
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整頓:
- いつも使っているフォルダのパス名はすぐに言えるか?
- ときどき使う文書は目的ごとにまとめてあるか?
- 同じ内容が複数個所に分散してないか?
- etc.
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清潔
- 使っているOS・アプリ・ライブラリは最新状態か?
- 自分の書いた文章はわかりやすく校正されているか?
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清掃
- 定期的に(たとえば1日の終わりに)これらを巡回し、整理するくせをつけよう。