来週で東京に住んで3年になる。 冬と夏で東京への感想は180度変わるのだが、冬バージョンで書いておきたい。
もし自分を知らない人が読んだ際に、違和感を覚える可能性が否めないので書いてみる。
- 30代目前
- ソフトウェアエンジニア
- それほど外に出る必要がない職種
- やや不健康
- 小太り
- 飲食が好き
- 外にあまり出ない
- 趣味
- 旅行
- 特に車での移動が好き
- 写真撮影
- プログラミング
- 旅行
- 既婚
東京の人は冷たい。街と空気は汚く、暑い。地代は高く、物価は特に変わらない。なんならファストフードは充実していそう。自分がほしいものは何もないが、仕事はありそう。災害には弱い。引っ越せるなら早く引っ越したい。
と、東京に引っ越す前は考えていた。生まれ育った人に大変失礼な印象だが、そう思っていた。
いまの東京に対するイメージとは反するところもあるし、変わっていないところもある。
住む前 | 住んでみて | 地元はどうか |
---|---|---|
東京の人は冷たい | そんなことはない。みんな社会生活をやっている。冷たいわけない。 | 東京と特に変わらなく思う |
街と空気は汚く | 否定できない。思っていたより汚くないとも思う。そもそもそんなに長時間外にいない。 | 四日市もなんだかんだ空気が綺麗。盛岡はもっと綺麗。 |
暑い | 暑い。年々暑くなってる気がする。夏は一歩も外に出たくない。ちなみに冬もしっかり寒い。 | 盛岡は道が凍るのが大変。それで国道4号が渋滞するのが非常につらい。四日市も暑い。 |
地代は高く、 | 地代は高い。ただ広い意味は収納程度しかないので、そんなに値段や狭さを意識しない。駐車場代がつらい。 | 盛岡駅徒歩圏内はまぁまぁ高いイメージ。 |
物価は特に変わらない | 意外と野菜が高い気がする。100円くらい高い。 | 地元ではそもそも親戚からもらっていたりした。盛岡ではちゃんと考えたことがないけど、東京に比較すると安い。 |
なんならファストフードは充実していそう | 渋谷にパンダエクスプレスが生えたりしていてうれしい。ミスドはないけど充実してる。でも30代目前なので最近は控えている。 | 代わり映えしない。四日市はスガキヤがあったのは良かった。盛岡はフレッシュネスが潰れたの悲しかった。 |
自分がほしいものは何もない | 当時は金がなく、欲もなかった。いまは多少余裕が出来て欲が出てきた。特にファストフードよりすこし高いものが充実していてうれしい。 | 四日市と盛岡にいたころは金がなかったので視界にも入らなかった。盛岡はまぁまぁあるイメージ。 |
仕事はありそう | 仕事があり助かっています。 | 盛岡で同じ仕事ができなさそうに思う。 |
災害には弱い | いまのところ地震は不明。台風にはめっぽう弱い。台風は家から出ないのであまり影響したことがない。 | 開けているから、逃げやすい。 |
自分は日が昇って沈むまで机に向かっているので広さで困ることがない。
また、異常な場所に机を作っていて、1DK の部屋を実質2DKとして運用しているところにもある。
寒さのおかげでいまは全く感情がないが、庭で焚き火やBBQが出来ない点や車を保有できない点を除けば幸せにやっている。
それは本当に幸せか?暖かくなれば、また考え直してみます。
意外とほしいものが増えて驚いています。自分の中で一番大きなギャップかもしれない。
たとえば100均やニトリで買っていた皿も、好みがあれば買い替えたくなっている。服も古着屋やアウトレットに行くようになった(ユニクロじゃなくて)。 バックドロップシンデレラがライブをやっていたら行きたいし、なんなら知っているアーティストがいなくてもクラブに行ってみたりするようになった。 ダンボールを机と言い張らなくなった。IKEAで家具を買ってみて、もっといいものが欲しくなったら買い換えるようになった。 絵を買って飾るようになった。花を買うようになった。
本当に思ったより欲しいものが増えて買うようになった。これまで経験した地域で同じように小銭を使って満足する楽しめるかは少し疑問。 でもこれまで住んでいた地域に住んでいたら、間違いなく車とカヤックを買っている。お前の人生のテリトリーはまだ陸だけなのか?
東京にはまだ住んでいたいなぁ。急に他の地域に引っ越すことになっても、適合できる自信はあるけど、積極的に引っ越したいとはこの冬は思えないのだった。
一通り書いてみて、東京に期待していなかったけど、意外と得られたものについてを書いていなかったのでダッと書く。
- アニメの聖地が多い
- 職場は下北沢にあるのだけど、ぼざろの聖地になっていて少しテンションが上っている
- 散歩が楽しい
- 盛岡が歩けて楽しいと話題になっていた。
- 東京はそういうのが複数あって楽しい。盛岡が複数ある。
- 岩手山も富士山も見えないのだけどね。
- さすがに家の周りはもう新しい発見が少なくて飽きている
- 一駅電車に乗るとそこからまた小さな旅が始まるのはいいところ
- 医療に繋がれない
- COVID-19 が流行してからというもの医療は逼迫してるらしく、救急車を呼んで実際に「繋がるまで」30分くらいした
- 調布とか少し都心から離れると違うのかもしれない
- 秋冬が楽しい
- 商売の街東京、ハロウィーンからバレンタインまでずっとシーズンが楽しい
- 渋ハロを引っ越してきてから毎年見ているけど現代でもやっぱり人は集まってお祭りしたいんだなぁと思える
- クリスマスになるとアトレがクリスマスの顔をしてくるのがいい
- クリスマスツリーが色んなビルやホテルで飾られていて、それを回るだけで楽しい
- バレンタインは正直ほとんど縁がない。特に楽しめてなかったかもしれん。
- 服飾がさまざまで楽しい
- 冬・春の18きっぷで盛岡から東京まで乗ると、明らかに色のバリエーションが東京に近づくにつれて豊かになる
- と、大学受験の帰りに18きっぷで帰った際に思った
- 自分が着る方向では楽しめないけど、見たりする分にはすごく楽しい
- 着れてないことによる疎外感を持たずに済んでいるのは東京だから?
- 冬・春の18きっぷで盛岡から東京まで乗ると、明らかに色のバリエーションが東京に近づくにつれて豊かになる
- 雪が降らなくて便利
- 前の居住地、滝沢との比較。大学まで凍った道を歩くのが辛かった。
- 雪景色が寂しくて岐阜まで見に行っているので一概にいいと言い切れない
- 商売の街東京、ハロウィーンからバレンタインまでずっとシーズンが楽しい