なんか気に食わないのはなんでだろう?
最初に思いついたのはこれ。 ただ、それは自分の「UGCが好き」というのとどう違うんだろうか?と考えると、あまり違いは無いように思う。
「〇〇なUGCを作ろう、〇〇な課題がある気がするので」というのは、「〇〇なweb3アプリを作ろう、〇〇な課題がある気がするので」
と、言い換えたときに私は許容すべきなんだよな。
ニコ厨だった友人がニコ動の話ばかりをしていたように、るーすぼーいキッズだった自分がすぐ車輪の国でたとえたように、それしか見えていないように見える、振る舞いとそう振る舞う人が気に食わないのかもしれない。成人以降は〇〇おじさんと言われたりもしてる。
ニコ動以外にもYouTubeも見ろ、るーすぼーい以外にも衣笠彰梧をやれとか、そういう話だよね。
周りが見えていないことと同時に、「自分が知らない世界で盛り上がってる人が嫌い」というのも考えた。喜ばしいことに自分の経験上、似たような体験がなかったから、この線はないだろう。
割とあるのかもしれないが、順序が逆な気もする。
自分が Web3 エンジニアを名乗ってるのはなんか恥ずかしいし、Web3 系の企業で働いていると言いたくはないがち。 これは手段が目的になってる感じがするから。さらに言えば、その手段を自分の中でプロフェッショナルと思える程度に習熟していれば問題はないが、現状は全くそうではないのでそれも羞恥のもとになっている。
私がミクさんすげ〜って言ってる厨房だった頃、二次元のオタクはまだまだキショがられていた。 現代はTOYOTA のCMでも採用されていたりするので、キショ処遇は改善されたと思っている。
Web3 が FAT PROTOCOL で分散!とかいうけれど、分散させたいアプリケーションがない。そのプロトコルに価値を感じなかった。 ただ、時代が進むとそれは変わるのかもしれない。それが既存の Web3 な技術なのかは不明だけど。
それはそれとして、Web3(あるいは web3) に魅力を感じるのもわかる。自分も中央集権による恩恵に預かりながら、分散に浪漫を感じる。 そこに金のニオイがするのが気に食わないのかもしれない。 分散のための Web3 なのか、お金のための Web3 なのか。
これは最初の議論と同様でもあるんだろうな。ただそもそもこの話の出どころは金なのでな…。
最初に思いつきそうな単純な話。 Web3 な世界観に常駐している人たちの温度感がわからないのが、個人の問題としてはある気がする。
と、色々考えてみると、次のような条件での開発は納得がいく気がする。
- 大手のちょっとNFTってやつやってみますか
- Web3 住人だけをターゲットにした新規事業開発
アプリ vs PWA
なんて対立構造を煽るような見出しにしてみたものの、煽る気はなく。
Web企業において、ビジネスとしてアプリが必要とされるのは、大抵は「通知がほしい」「デスクトップ・ホーム画面に置かれたい」という要請に応えるものだと思う。各OS固有の機能を活かすことなどは不要で、 Web と同じものがいい感じに並んでほしいがち。
そして App Store なりに置かれているのが大事で、PWA で代替できなかったりする。
この「通知がほしい」「デスクトップ・ホーム画面に置かれたい」「AppStoreに置きたい」からアプリがほしいというのと、「営業する上で有利」だから NFT を使いたいというのは特に差がないような気がする。
「どうせネイティブな機能を活かさないなら Flutter でいいじゃん」という話で書き始めたけど、それは少し様子が違う気がしてきたのでやめる。