この章では、行政の性質を証明可能な命題として表現する方法を示す。具体的には、LTS(Labeld Transition System)モデルを用いて、行政を意味するステートマシンGSM(Government State Machine)を定義した。LTSとは、PDL(Propositional Dynamic Logic)やμ計算などの様相論理にて用いられる状態遷移のモデルである。GSMを用いれば、各論理体系において行政の性質を論理命題として記述可能となる。尚、本論文の内容は定理証明支援系のCoqで実装されている。
状態の集合Sと、アクションの集合Aが与えられた時、⇒ ⊆ S × A × S となる集合 ⇒ をLTSと呼ぶ