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@hirokidaichi
Created March 5, 2025 04:56
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20 Actions Understanding AI Agentic Development

目標: 1週間(20時間)でCursor AI EditorのProモードを上級エンジニアが習得できるよう、1時間ごとの具体的なタスクと参考資料をまとめました。基礎から始めて徐々に高度な機能(エージェントモード、YOLOモード、MCPサーバー、.cursorrules設定など)を習得し、さらにOpenHandsやDevin、Claude Code、Goose、RooClineといったAIツールにも触れます。各タスクには公式ドキュメントや日本語ブログの記事を引用し、学習をサポートします。

1. Cursor Proモードのセットアップ (1時間)

2. Chat機能でコード自動生成に慣れる (1時間)

3. インラインChatで既存コードを編集 (1時間)

4. Codebase Answersでプロジェクト全体に質問 (1時間)

5. エージェントモードの起動とシンプルなタスク実行 (1時間)

6. 複数ファイルにまたがるリファクタリングをAgentに指示 (1時間)

  • 内容: Agentモードを使い、プロジェクト全体のリファクタリングを実行します。例えば、複数のファイルで使われている関数名を一括で変更したい場合、Agentに「calculate_factorialという関数の全ての出現箇所を、エラー処理を含むように更新して」と依頼してみます (ワークフローを革新する:Cursor AIエージェント機能の習得)。Cursor Agentはコードベースを検索し、該当するすべての箇所に対する変更を計画・提案します。変更内容は差分ハイライト付きで提示されるので、各ファイルの修正提案を確認しAcceptして反映します。
  • 補足: このようにAgentはマルチファイル対応の編集も可能で、広範なリファクタリング作業を自動化できます (ワークフローを革新する:Cursor AIエージェント機能の習得)。通常、複数ファイルの変更は手作業で漏れが出がちですが、Agentを活用すれば一貫性のある変更を一度に実施できます。ただし、変更箇所が多い場合は特に提案のレビューを慎重に行いましょう。
  • 参考資料: Apidogブログ「ステップ4:マルチファイル編集を活用する」 (ワークフローを革新する:Cursor AIエージェント機能の習得)。

7. YOLOモードの有効化と自動コマンド実行 (1時間)

8. YOLOモードのガードレール設定とリスク対策 (1時間)

9. グローバルルールとプロジェクトルールの理解 (.cursorrules) (1時間)

10. .cursorrulesを活用したAI出力の調整 (1時間)

  • 内容: 前タスクで作成した.cursorrulesを編集し、AI出力を細かく調整してみます。例えば「プロジェクトではReactを使用している」ことを追記すれば、AIは回答時にReact向けのコード例やベストプラクティスを優先するようになります。また、AIがしばしば勘違いするプロジェクト特有の用語やAPIがあれば、その説明をルールに書き加えておきます。実験として、一度詳細なルールを書きすぎてみてAIの挙動を確認し、その後ルールを簡潔にして出力の違いを比較します。フォーラムの報告によれば、ルールを欲張りすぎて「洞察深くかつ正確に」などと要求しすぎると、かえって存在しないソースコードを空想し始めるケースがあるようです (How To Use Yolo Mode? - Discussion - Cursor - Community Forum)。適度な粒度の指示に留めることも重要だと学びます。
  • 補足: .cursorrules逐次アップデートし続けることが大切です (ワークフローを革新する:Cursor AIエージェント機能の習得)。プロジェクトが成長すれば新たな規約や注意点も出てくるため、定期的に内容を見直してAIに最新の開発方針を教え込みます。また、ルールに書いたことはチーム内で共有し、全員が一致した前提でAI支援を使えるようにしましょう。Cursorでは将来的に.cursorrulesは非推奨となり.cursor/rules/ディレクトリ方式へ移行予定なので、早めに新方式に慣れておくのも良いでしょう (Cursor – Rules for AI)。
  • 参考資料: Cursorフォーラムのユーザー報告(ルール過多による幻覚の例) (How To Use Yolo Mode? - Discussion - Cursor - Community Forum)、Apidogブログ(.cursorrules定期更新などベストプラクティス) (ワークフローを革新する:Cursor AIエージェント機能の習得)。

11. MCPサーバーの導入 (1時間)

  • 内容: CursorのModel Context Protocol (MCP)を利用してAIエージェントにカスタムツールを追加します。まずCursor設定の「Features > MCP」から「+ Add New MCP Server」をクリックし、新しいMCPサーバーを登録します (Cursor – Model Context Protocol)。ここでは公式サンプルの「Weather Server」を使ってみます。あらかじめmodelcontextprotocol/quickstart-resourcesのweather-serverをビルドしておき、その実行コマンド(例: node ~/mcp-quickstart/weather-server-typescript/build/index.js)をCursorのMCP設定でType: Stdioとして登録します (Cursor – Model Context Protocol)。登録後、MCP設定ページの「Available Tools」に天気ツールが表示されるはずです(表示されない場合はリフレッシュボタンを押します (Cursor – Model Context Protocol))。
  • 補足: MCPはCursorのエージェントLLMに外部ツールを使う能力を持たせる仕組みです (Cursor – Model Context Protocol)。スタンドアロンのスクリプトやWeb APIをツール化し、Cursorに登録できます。登録時はstdio(ローカル実行)かsse(WebのSSE通信)を選択し、コマンドやURLを指定します (Cursor – Model Context Protocol) (Cursor – Model Context Protocol)。MCPにより、AIにプロジェクト固有の操作(例えばデータベースクエリや外部API呼び出し)を習得させることができます。今回は天気情報取得という簡単なツールで手順を確認しましたが、社内ツールや独自スクリプトをMCP化することでエージェントの能力を拡張できます。
  • 参考資料: Cursor公式Docs「Model Context Protocol」(MCPサーバー追加手順と例) (Cursor – Model Context Protocol) (Cursor – Model Context Protocol)。

12. MCPツールの利用とエージェント拡張 (1時間)

  • 内容: 前タスクで登録したMCPツールを実際にエージェントに使わせます。ComposerのAgentモードで「今日の東京の天気を教えて」とプロンプトを出してみましょう。Cursor Agentは要求を解析し、自分が持つツールリストから天気取得ツールが適していると判断すれば自動でそのツールを呼び出します (Cursor – Model Context Protocol)。仮にAIが適切にツールを使った場合、コンソールログにツール実行の痕跡(例えばAPI問い合わせや戻り値)が表示され、最終的に天気情報を含む回答が得られるはずです。
  • 補足: MCPツールの呼び出しは基本的にAIの判断に任されるため、うまく使われない場合はプロンプトの工夫が必要です。ツールの説明文や返り値の形式を改善したり、ユーザー側で「@ツール名」のような言及をプロンプトに含めてヒントを与えるといった方法も有効でしょう(Cursorでは@記法でドキュメントやルール参照を指示できます (Cursor – Rules for AI))。MCPツール利用時でもYOLOモードの適用や許可コマンドの制限は有効なので、外部ツール経由の操作であってもセキュリティには留意してください。
  • 参考資料: Cursor公式Docs「Using MCP Tools in Agent」(エージェントでのMCPツール自動利用について) (Cursor – Model Context Protocol)。

13. 複数モデルの活用と比較 (1時間)

  • 内容: Cursor ProではGPT-4やClaudeなど複数のAIモデルを使えます。ここでは異なるモデルを試し、応答傾向や得意分野の違いを体感します。ComposerでモデルをGPT-4からClaude 3.5 Sonnetに切り替え (Pricing | Cursor - The AI Code Editor)、同じコード生成依頼(例えば「与えられたJSONから特定のフィールドを抽出するPython関数を書いて」など)を両モデルに投げてみましょう。それぞれ生成されたコードや説明の違いを比較します。Claude 3.5 Sonnetは長文の整った回答を返す傾向があり、GPT-4は一部厳密さで勝る、といった特徴が見られるかもしれません。
  • 補足: Claude 3.5/3.7 SonnetはAnthropic社のモデルで、Cursorでは高速・大容量コンテキストを活かしたコード理解が得意とされています (Pricing | Cursor - The AI Code Editor)。一方GPT-4は汎用的な高性能モデルで、論理的なコード修正提案などに強みがあります。タスクに応じてモデルを選択・併用することが重要です。Cursor Docsによれば「現在Agentで利用可能なモデルはclaude-3.5-sonnet, gpt-4o, o3-mini」等であり (Cursor – Agent)、今後も追加予定とのことです。適切なモデル選択により開発効率はさらに向上するでしょう。
  • 参考資料: Cursor公式Docs「Models」(利用可能モデルの一覧) (Cursor – Agent)、Anthropic公式ブログ(Claude Codeの研究プレビュー発表) (Claude 3.7 Sonnet and Claude Code - Anthropic)。

14. OpenHands(オープンソースAIエージェント)を試す (1時間)

15. Devinのアプローチを理解しCursorに応用 (1時間)

16. Claude Codeの活用動向を探る (1時間)

  • 内容: Anthropic社のClaude Codeに注目します。Claude CodeはClaude 3.7 Sonnetを基盤とした開発者向けCLIツールで、大きなコーディングタスクを直接ターミナルからClaudeに委任できるエージェント的な機能を備えています (Claude 3.7 Sonnet and Claude Code - Anthropic) (Anthropic's new Claude Code: Now a potential competitor to Cursor?)。まずAnthropic公式ブログやドキュメントを読み、Claude Codeの設計思想と現在の提供状況を確認します。現在は限定的なリサーチプレビュー段階であり、実際に利用するにはAnthropicに申し込む必要があることがわかります (Claude 3.7 Sonnet and Claude Code - Anthropic)。可能であればサインアップし、ターミナルでClaude Codeを試してみます(CLIでclaudeコマンドを使うようなイメージです)。例えばローカルのプロジェクトディレクトリで「このリポジトリに認証機能を追加して」とコマンド実行すれば、Claudeが対話的にコードを書いてくれるかもしれません。難しければClaude Codeのデモ動画を見るだけでも構いません。
  • 補足: Claude Codeは「Cursorに対抗するAnthropic版AI IDE」とも言われています (Anthropic's new Claude Code: Now a potential competitor to Cursor?)。実際、中身のモデルはCursorが既に採用しているClaude 3.7 Sonnetと同じですが、Anthropic独自のエージェント的挙動(プラン作成→実行)を端末上で提供しようとしています (Anthropic's new Claude Code: Now a potential competitor to Cursor?)。Cursorユーザーとしては、Claude Codeの動向をウォッチすることで最先端のAI開発フローを知ることができますし、場合によってはCursorと組み合わせて使うことも可能になるでしょう。将来的にClaude Codeの優れた点(例: ターミナル直統治)をCursorにもフィードバックし、自分の開発環境を最適化できるようになります。
  • 参考資料: Anthropic公式発表「Claude 3.7 Sonnet and Claude Code」 (Claude 3.7 Sonnet and Claude Code - Anthropic)、Cursorフォーラム「AnthropicのClaude Code登場」 (Anthropic's new Claude Code: Now a potential competitor to Cursor?)。

17. Goose (codename goose) を導入してみる (1時間)

18. VS Code向けエージェント「RooCline (Roo Code)」を活用 (1時間)

  • 内容: VS Codeベースで動く無料のAIコーディングエージェント拡張機能RooCline(現名称: Roo Code)を試します。Visual Studio Marketplaceから「Roo Code」をインストールし(VS Codeのコマンドパレットに拡張機能ID RooVeterinaryInc.roo-clineを貼り付けてインストールできます ( Roo Code (prev. Roo Cline) - Visual Studio Marketplace ))、OpenAIやAnthropicのAPIキーを連携します ( Roo Code (prev. Roo Cline) - Visual Studio Marketplace )。RooClineはエディタ内で自然言語による指示を受け付け、Cursor同様ファイル読み書き、ターミナル実行、ブラウザ操作まで自動化します ( Roo Code (prev. Roo Cline) - Visual Studio Marketplace )。「AIエージェントがエディタ内に常駐し、ペアプログラマーやQAエンジニアのような役割も果たせる」と謳われており ( Roo Code (prev. Roo Cline) - Visual Studio Marketplace )、例えば「現在開いているプロジェクトに単体テストを追加して」と頼むと、新規テストファイルの作成からテスト実行・修正まで行ってくれます。実際に自分の小規模プロジェクトで試し、Pull Request駆動の変更提案などをAIにさせてみましょう。
  • 補足: RooClineはマルチエージェントも視野に入れた設計で、モードを切り替えることでAIの“人格”や目的を変更できます ( Roo Code (prev. Roo Cline) - Visual Studio Marketplace )。Claude 3.7 Sonnetなど最新モデルにもいち早く対応しており ( Roo Code (prev. Roo Cline) - Visual Studio Marketplace )、Cursorに負けず劣らず精力的にアップデートされています。既にVS Codeに慣れ親しんだ開発者にとっては導入ハードルが低いため、Cursorとのハイブリッド運用も可能でしょう。本タスクを通じて、異なる環境でのAIコーディング支援ツールの共通点と相違点を学び、将来的に自分のワークフローに最適なツールセットを組み合わせるヒントを得ます。
  • 参考資料: VS Code Marketplace「Roo Code」紹介文 ( Roo Code (prev. Roo Cline) - Visual Studio Marketplace ) ( Roo Code (prev. Roo Cline) - Visual Studio Marketplace )。

19. AIエージェントを用いた開発プロジェクトの実践 (1時間)

  • 内容: これまで習得したCursorのProモード機能と周辺ツールを駆使し、ミニプロジェクトを完遂します。題材は自由ですが、例えば「コマンドラインで動くToDoアプリ」をゼロから作成するなど、設計・実装・テストまで含む一連の開発をAIに手伝わせてみます。まずCursorのAgentにプロジェクトの骨組みを作らせ(ファイルセットや初期コードの生成)、途中で出てくるエラーはInline ChatやAgentに修正させます。テストコードもAIに生成させ、YOLOモードでテストが通るまで自動改善させます。必要に応じてOpenHandsやGooseにも同じ依頼を投げ、結果を比較します(異なるAIに同じタスクを並行して競わせることで、最良の解を得るアプローチの実験です)。すべて完成したら、AIが書いたコードをレビューし、改善点があれば自ら修正して仕上げます。
  • 補足: AIエージェント時代の開発では、人間は要求定義や結果の評価に集中し、実装作業の多くをAIが担うようになります (AI YOLO - Sit Back and Watch Cursor Automatically Run Terminal Commands | egghead.io)。本タスクはその体験の総仕上げです。複数のAIツールを使ってみて、それぞれの得意分野(Cursorは統合環境でのリファクタリングに強い、Gooseはゼロからのプロジェクト生成が得意、など)を実感できたでしょう。今後はプロジェクトの種類や目的に応じて、これらAI開発ツールを組み合わせて利用する戦略が求められます。今回のミニプロジェクトで得た知見を、実際の業務プロジェクトにも応用してみてください。
  • 参考資料: egghead.io講座より(AIに開発業務を委譲する流れと注意点) (AI YOLO - Sit Back and Watch Cursor Automatically Run Terminal Commands | egghead.io)、Apidogブログ(AIエージェント機能の実践的な使い方とベストプラクティス) (ワークフローを革新する:Cursor AIエージェント機能の習得)。

20. 継続的な改善と最新情報のフォロー (1時間)

  • 内容: 最後に、AIエージェント開発のベストプラクティス整理と情報収集を行います。まずCursorの公式フォーラムやDiscordをチェックし、他の開発者が共有している.cursorrulesテンプレートやMCPツールを探します(コミュニティサイト「Cursor Directory」には様々なルールやツールが公開されています (Cursor の Rules for AI 全体のルール設定 翻訳 #Next.js - Qiita))。自分のプロジェクトに役立ちそうなものがあれば取り入れて試します。また、今回触れたOpenHandsやGoose、RooClineなどのプロジェクトのアップデート情報も定期的に追いましょう。特にAIモデルについては、新たにGoogle GeminiDeepSeek R1といったモデルが登場・統合される可能性があります (Quickstart | codename goose)。それらがCursorで使えるようになった際には積極的に試し、開発ワークフローをアップデートしてください。最後に、自身の環境設定やルールファイルを見直し、1週間の学習で学んだことを反映させてCursorの設定をチューンアップします。
  • 補足: AIエージェント開発分野は日進月歩であり、「学び続けること」が重要なタスクです。公式ドキュメントの更新 (Claude 3.7 + GPT 4.5 - now available in Cursor!)やコミュニティからのフィードバックを継続的にチェックし、Cursor AI Editorの新機能(例えば新モデル対応やUI改善)や他ツールの進化に対応できるようにしましょう。これにより、AIと協働する開発者として常に最新のベストプラクティスを実践できるようになります。
  • 参考資料: Qiita「Cursor Directoryの活用(有志によるルール共有)」 (Cursor の Rules for AI 全体のルール設定 翻訳 #Next.js - Qiita)、Goose公式ドキュメント(対応プロバイダ一覧に見える最新モデル動向) (Quickstart | codename goose)。

期待される成果: 以上20のステップを踏むことで、Cursor AI Editor Proモードの高度な機能を一通り習得できます。エージェントモード+YOLOモードを駆使した自動コード修正や、.cursorrulesによるAIの挙動カスタマイズ、MCPサーバーによるツール拡張などを実践的にマスターできました。さらに、OpenHandsやDevinといった先進的なAIエージェントの概念にも触れたことで、AIエージェント時代の開発全般に対応する知見が広がったはずです。GooseやRooClineなどCursor以外のツールの体験により、他の環境との比較や統合運用のアイデアも得られました。これらを活かし、今後は自分の開発ワークフローにAIエージェントを効果的に組み込み、生産性と創造性を大きく向上させてください。各種設定ファイルやルールのカスタマイズを続けることで、AIがあなたのチームに最適化された頼れる開発パートナーになっていくことでしょう。

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