オリジナル http://docs.docker.io/reference/commandline/cli/
- コマンドライン全般(Option Types)
- デーモン起動関連(daemon)
- 実行中コンテナへの接続(attach)
- コンテナのビルド(build)
- コンテナイメージの保存(commit)
- コンテナからホストへのファイルコピー(cp)
- コンテナの差分表示(diff)
- サーバからのリアルタイムイベントを取得(events)
- コンテナに含まれるファイルシステムのエクスポート(export)
- コンテナイメージの履歴表示(history)
- コンテナイメージの一覧表示(images)
- アーカイブからインポートしてコンテナイメージを作成(import)
- システム全体の情報を表示(info)
- コンテナ/イメージの低レベル情報を検査(inspect)
- 動作中コンテナの強制終了(kill)
- アーカイブからのイメージのロード(load)
- Dockerレジストリサーバへの登録またはログイン(login)
- コンテナのログを取り出す(logs)
- コンテナで公開中のポートの表示(port)
- コンテナの実行状態表示(ps)
- イメージまたはリポジトリをレジストリから取得(pull)
- イメージまたはリポジトリをレジストリに格納(push)
- 動作中のコンテナを再起動(restart)
- コンテナを削除(rm)
- コンテナイメージを削除(rmi)
- 新しいコンテナ内でコマンドを実行(run)
- イメージをtarアーカイブに保存(save)
- docker.io 内を検索(search)
- 停止中のコンテナを起動(start)
- 動作中のコンテナを停止(stop)
- リポジトリ内のイメージにタグを打つ(tag)
- コンテナ内で動作中のプロセスを表示(top)
- バージョン表示(version)
- コンテナが停止するまで待つ(wait)
- -t -i など複数のオプションを指定する場合、まとめて -ti と指定できる。
- -X=false/true :オプション X について、未指定時のデフォルト動作を示す。
- [] : 同じオプションを 複数回指定できることを示す。
- -D, --debug=false: デバッグモードにする
- -H, --host=[]: デーモンモードでソケットをバインドする先。&br; tcp://host:port, unix:///path/to/socket, fd://* , fd://socketfd を必要な回数繰り返して指定する。デフォルトは(もしあれば)DOCKER_HOST 環境変数の内容に従う。
- -G, --group="docker": デーモンモードで起動された時に -H 指定のUNIXソケットを割り当てるグループ。グループを設定しない場合は ''(空文字列)を指定する。
- --api-enable-cors=false: リモート APIで CORS ヘッダーを有効にする
- -b, --bridge="": コンテナを既存のブリッジに接続する。コンテナのネットワークを無効にする場合は 'none' を指定する。
- -bip="": この CIDR 表現のアドレスをネットワーク・ブリッジのIPとして指定する。-b との互換性はありません。
- -d, --daemon=false: デーモンモードを有効にする
- --dns=[]: docker にこれらの DNS サーバ指定を強制する。
- --dns-search=[]: docker にこれらの DNS 検索ドメイン指定を強制する。
- --enable-selinux=false: 実行するコンテナで sulinux を有効にする。
- -g, --graph="/var/lib/docker": docker ランタイムの root パスを指定する
- --icc=true: コンテナ間の相互通信を有効にする
- --ip="0.0.0.0": コンテナのポートにバインドする際のデフォルトの IP アドレス
- --ip-forward=true: net.ipv4.ip_forward(IP転送)を有効にする
- --iptables=true: docker における追加の iptables ルールを有効にする
- -p, --pidfile="/var/run/docker.pid": デーモンが使用する PID ファイルのパス
- -r, --restart=true: 直前に動いていたコンテナを再起動する
- -s, --storage-driver="": docker ランタイムに特定のストレージドライバの利用を強制する
- -e, --exec-driver="native": docker ランタイムに特定の exec ドライバの利用を強制する
- -v, --version=false: バージョン情報を表示して終了する
- --tls=false: TLS を使う。tls-verify フラグにより暗黙に指定される。
- --tlscacert="~/.docker/ca.pem": ここで指定された CA によって署名された証明書を提供するリモート環境のみを信頼する
- --tlscert="~/.docker/cert.pem": TLS 証明書ファイルへのパス
- --tlskey="~/.docker/key.pem": TLS キーファイルへのパス
- --tlsverify=false: TLS を使用してリモート環境を検証する(デーモン:クライアントを検証、クライアント:デーモンを検証)
- --mtu=0: コンテナのネットワーク MTU を指定する。値を指定しない場合、デフォルトルートがあればその MTU、なければ 1500 を使う。
使用法)docker attach CONTAINER
- --no-stdin=false: stdin を接続しない
- --sig-proxy=true: (非ttyモードであっても)すべての受信シグナルをプロセスに渡す
- --sig-proxy=false を指定すると、attach 後 Ctrl+C で抜けてもコンテナは実行を続ける
使用法)docker build [OPTIONS] PATH | URL | -
- -t, --tag="": 作成がうまくいった場合、作成されたイメージに適用するリポジトリ名(およびオプションでタグ名)
- -q, --quiet=false: コンテナで生成される冗長な出力を抑止する
- --no-cache: イメージをビルドする際にキャッシュを使用しない
- --rm=true: ビルドに成功したら中間コンテナを削除する
使用法)docker commit [OPTIONS] CONTAINER [REPOSITORY[:TAG]]
- -m, --message="": コミットメッセージ
- -a, --author="": 作者 (eg. "John Hannibal Smith [email protected]"
使用法)docker cp CONTAINER:PATH HOSTPATH
実行例)
$ sudo docker cp 7bb0e258aefe:/etc/debian_version .
使用法)docker diff CONTAINER
使用法)docker events
- --since="": タイムスタンプ(epochからの秒もしくは日付文字列)以降に作成された全イベントを表示
- --until="": タイムスタンプ(epochからの秒もしくは日付文字列)以前に作成された全イベントを表示
使用法)docker export CONTAINER
実行例)
$ sudo docker export red_panda > latest.tar
使用法)docker history [OPTIONS] IMAGE
-
--no-trunc=false: 出力を切り詰めない
-
-q, --quiet=false: 数字のIDのみを表示する
使用例)このイメージを作るために実行したコマンド履歴をすべて表示する
$ sudo docker images | grep hotta
m-hotta/lamp halfway 11b89bfe03cc 25 hours ago 559.7 MB
$ sudo docker history --no-trunc=true 11b89bfe03cc
使用法)docker images [OPTIONS] [NAME]
-
-a, --all=false: すべてのイメージを表示(デフォルトでは中間イメージレイヤーは表示されない)
-
--no-trunc=false: 出力を切り詰めない
-
-q, --quiet=false: 数字のIDのみを表示する
例)最近作られたイメージの一覧を表示する
$ sudo docker images | head
使用法)docker import URL|- [REPOSITORY[:TAG]]
- まず空のファイルシステムイメージを作り、その中にtarball(.tar, .tar.gz, .tgz, .bzip, .tar.xz, .txz)を入れる。
- オプションでタグを打つことも可能。
使用法)docker info
使用法)docker inspect CONTAINER|IMAGE [CONTAINER|IMAGE...]
- -f, --format="": 指定された go テンプレートで出力を整形する
使用法)docker kill [OPTIONS] CONTAINER [CONTAINER...]
- -s, --signal="KILL": コンテナに送るシグナル
使用法)docker load
- -i, --input="": STDIN の代わりに tar アーカイブから読み込む
使用法)docker login [OPTIONS] [SERVER]
- -e, --email="": Email
- -p, --password="": パスワード
- -u, --username="": ユーザ名
使用法)docker logs [OPTIONS] CONTAINER
- -f, --follow=false: 表示が終わっても終了せず、ログファイルを開いたままにする
- -t, --timestamps=false: タイムスタンプを表示する(訳注:version 0.9.1では未実装?)
使用法)docker port [OPTIONS] CONTAINER PRIVATE_PORT
- NATされてPRIVATE_PORTとなる、外から見えるポートを検索する。
使用法)docker ps [OPTIONS]
- -a, --all=false: すべてのコンテナを表示する。デフォルトでは動作中のものだけが表示される。
- --before="": IDまたは名前で指定されたコンテナより前に作られたコンテナだけを表示する。停止中のものも表示される。
- -l, --latest=false: 最後に作られたコンテナだけを表示する。停止中のものも表示される。
- -n=-1: 最後からn番目に作られたコンテナだけを表示する。停止中のものも表示される。
- --no-trunc=false: 出力を切り詰めない
- -q, --quiet=false: 数字のIDのみを表示する
- -s, --size=false: サイズを表示する。-q といっしょには指定できない。
- --since="": IDまたは名前で指定されたコンテナより後に作られたコンテナだけを表示する。停止中のものも表示される。
使用法)docker pull NAME[:TAG]
使用法)docker push NAME[:TAG]
使用法)docker restart [オプション] コンテナ [コンテナ...]
使用法)docker rm [オプション] コンテナ [コンテナ...]
使用法)docker rmi [オプション] イメージ [イメージ...]
- 新しいコンテナ内でコマンドを実行(run)
- イメージをtarアーカイブに保存(save)
- docker.io 内を検索(search)
- 停止中のコンテナを起動(start)
- 動作中のコンテナを停止(stop)
- リポジトリ内のイメージにタグを打つ(tag)
- コンテナ内で動作中のプロセスを表示(top)
バージョン表示(version)
使用法)docker version [オプション]
ボリュームを作成する(volume create)
使用法)docker volume create [オプション]
使用法)docker volume inspect [オプション] ボリューム [ボリューム...]
使用法)docker volume ls [オプション]
別名)ls, list
使用法)docker volume rm ボリューム [ボリューム...]
別名)rm, remove
使用法)docker wait コンテナ [コンテナ...]
--enable-selinux=false: 実行するコンテナで sulinux を有効にする。
->
--enable-selinux=false: 実行するコンテナで selinux を有効にする。