Macにはcommand(⌘)キーがありますが、MacやLinuxを日常的に触る人間にとってはその⌘キーよりも^キー(ctrlキー)のほうが圧倒的に便利なのです。
これらのctrlキーマジックを利用すればほぼ完全にホームポジションに引きこもれます。
deleteキーと同じ。カーソルの左側の一文字を削除する。 押すキーの数は増えるがホームポジションに近く、手首を固定したままで打てるし押し間違いが少なくなる。
fn+deleteキーと同じ。カーソルの右側の一文字を削除する。 ボックスカーソルでは、そのカーソルのある部分の文字を削除する。 基本的には^Hと利点は同じだが、テンキーのないキーボードではもともとこの動作にfn+deleteと2つのキーを押すので、積極的にこちらを使っていくべき。
カーソルを行頭に移動。 後述の^Kと合わせると行の文字を一瞬で全消去できる。 Safariだと上方向に1画面分スクロール。
カーソルを行末に移動。End。 行に追記するときに便利。 Safariだと下方向に1画面分スクロール。
bashやMySQLなどのコンソール上でのみ動作。 カーソルの左側から行頭までの文字を全て削除する。 ↑キーや^Pでコマンドログを出してから^Uするとログからも削除される。 コマンドをタイプミスしたらこいつでリセットしよう。
カーソルの右側から行末までの文字を全て削除。 ^Aの直後に使うことで行の文字をすべて削除できる。
カーソルを一つ左側に移動。Back。 矢印キーもホームポジション離れを促進する一つなので多用していきたい。
カーソルを一つ右側に移動。Forward。
カーソルを一つ上に移動。Previous。 コンソールならコマンド履歴も見れる。 ちなみにSafariでも使えて、上に少しスクロールする。
カーソルを一つ下に移動。Next。 コマンド履歴を新しい方にスクロールできる。 こちらもSafariで�使える。
カーソルを一番下に移動。 既に一番下の行なら、その行末に移動。
カーソルの右側に改行コードを挿入。Open。 改行したいけどカーソルは次の行に持って行かれたくないというときに。
^Kで削除された文字列をペースト。Yank。 コンソールだと使えるが、ただの文字挿入モードなどでは使いづらいか。 ^Uで削除された文字は⌘Cや⌘Xでのコピー・切り取りとは別のレジスタに格納されるようだ。
カーソルの右側と左側の文字列を入れ替える。 入れ替えた直後は、その2つの文字の右側にカーソルが移動するため、 連打すると初めにカーソルの左側にあった文字がどんどん先に進んでいく。楽しい!
bashやMySQLなどのコンソール上でのみ動作。returnキーと同じ。 キーボードの打鍵音で一番耳障りになりがちなreturnキーのタイプを避けられる。
コンソールのみで動作。画面をリセットし、表示されているログを消し去る。 パスワードファイルをチラっと確認したときや、ストレス解消にどうぞ。