2022年10月から12月、「情報セキュリティの敗北史」(白陽社)を読み、情報セキュリティの歴史を紐解くガイドとしてとてもよい書籍だと感じました。ただ、全体に複数の章にわたって時系列が入り乱れるため、当該書籍で紹介される出来事の一部を整理してみました。
- 1940年
- フランクリン・D・ルーズベルトの大統領令により米国における情報の分類が開始 (p.29, 2章 ウェア・レポート)
- 1961年
- MITで開発された「互換タイムシェアリングシステム」に代表される、タイムシェアリング型のメインフレームシステムにおいて、初めてパスワードが使われた (p.173, 6章 パスワード問題)
- 「各ユーザーが割り当てられた時間を超えてコンピュータを使用しないようにするために使われた」(p.173)
- MITで開発された「互換タイムシェアリングシステム」に代表される、タイムシェアリング型のメインフレームシステムにおいて、初めてパスワードが使われた (p.173, 6章 パスワード問題)
- 1970年