私は、慶應義塾大学大学院理工学研究科において、渡辺宙志教授の渡辺研究室(計算物理研究室)を志望いたします。
貴研究室では、計算機、とりわけスーパーコンピュータを用いた研究の可能性を追求し、通常の計算機では扱うことが難しい大規模かつ複雑な現象をシミュレーションによって解明することを目指されています。また、単に既存の計算機を利用するだけでなく、大規模計算を有効に活用するための数値計算手法やプログラムの開発にも重点を置かれている点に強く惹かれました。物理現象の理解と計算科学の発展を結びつける貴研究室の姿勢は、私が大学院で深めたい研究の方向性と一致しています。
私はこれまで、物理現象を数理モデルとして捉え、計算機を用いて解析することに関心を持って学んできました。特に、理論だけでは直感的に理解しにくい多自由度系や相転移などの複雑な現象を、数値シミュレーションによって可視化・解析できる点に魅力を感じています。一方で、大規模計算では、計算資源をどのように使うか、どのようなアルゴリズムを設計するかが研究成果を大きく左右することも認識しています。そのため、物理の理解に加えて、計算手法やプログラミング、並列計算に関する知識と技術を体系的に身につけたいと考えています。
貴研究室が掲げる「スーパーコンピュータを使うと、人間は何ができるようになるのだろう」という問いは、私にとって非常に印象的でした。計算機は単に計算を高速化する道具ではなく、これまで観測や理論だけでは到達しにくかった現象に新しい視点を与える研究手段であると考えています。私は、貴研究室での研究を通じて、物理現象の本質を理解する力と、それを実際の計算として実装・検証する力の双方を高めたいです。
大学院では、相転移や多自由度系をはじめとする複雑な物理現象に対して、数値シミュレーションと大規模計算を用いた研究に取り組みたいと考えています。また、計算結果を得るだけで満足するのではなく、その結果がどのような物理的意味を持つのかを丁寧に考察し、再現性や計算効率にも配慮した研究を行いたいです。将来的には、計算科学の知見を活かし、複雑な現象を定量的に理解し社会や科学技術の発展に貢献できる研究者・技術者を目指します。
以上の理由から、私は渡辺研究室を強く志望いたします。貴研究室の一員として、物理学と計算科学の双方に真摯に向き合い、主体的に研究に取り組むことで、計算機を用いた新しい科学の可能性を切り拓く研究に貢献したいと考えています。
プロンプトはこんな感じ。