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@kakutani
Created January 6, 2010 06:07
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:erb
オブジェクト倶楽部2010新春イベント<br />
『オブラブアレグザンダー祭り』<br />
<br />
<div style="font-size:14px;line-height:1.5;">
「アレグザンダーを考える。パタン・ランゲージ、漸進的開発、そして生成の原則へ」<br />
<br />
オブジェクト倶楽部では、デザインパターンやアジャイルプロセスの原点であるアレグザンダーに再び着目し、これからのソフトウェア開発が向うべき方向性へのヒントを持ち帰っていただきたいと考えています。<br />
ソフトウェアパターンムーブメントのキーパーソンであり、パターンやオブジェクト指向についての数多くの著作を記しているJames.O.Coplien氏と、アレグザンダーに師事した経験をもつ建築・町づくりの第一人者である中埜博氏/笹川万国氏をお招きします。<br />
Coplien氏には「ソフトウェア開発とパターンと生成の原則」に関する講演を、中埜/笹川両氏にはアレグザンダーのパターンと生成の原則を体感できるワークショップを実施いただく予定です。また、自分も語りたい!という方々のために、ライトニングトークスもご用意しています。<br />
ぜひ、ご参加ください。<br />
<br />
</div>
<table border="1">
<tr><th>タイトル</th><td>オブラブアレグザンダー祭り<br />「アレグザンダーを考える。パタン・ランゲージ、漸進的開発、そして生成の原則へ」</td></tr>
<tr><th>日程</th><td>2010年1月15日(金)</td></tr>
<tr><th>時間</th><td>
10:00 オープニング<br />
10:30 <a href="#coplien">招待講演: 『From Patterns Eastward To Lean And Westward To True Objects』ジム・コプリエン氏</a><br />
12:00 昼休み<br />
13:30 <a href="#ws">ワークショップ: 『パタンランゲージからネイチャー・オブ・オーダーへ』中埜博氏・笹川万国氏</a><br />
16:30 休憩<br />
16:45 <a href="#lt">ライトニングトークス</a><br />
17:45 クロージング<br />
</td></tr>
<tr><th>会場</th><td><a href="http://nyc.niye.go.jp/">国立オリンピック記念青少年総合センター</a></td></tr>
<tr><th>参加費</th><td><b>イベント参加費:8,000円 (事前振込)<br /></b>
<br />
早期割引価格:6,000円 (事前振込) <strong>【早期割引受付は終了しました】</strong><br />
※2009年12月4日までにお申込み・お振込みを完了された方は<br />
早期割引が適用となり、参加費が6,000円となります。<br /><br />
<b>学割価格:学生の方は参加費が半額になります。</b><br />
※通常4,000円、早期割引期間中は3,000円。<br />お申込み時のコメント欄に学生である旨をご記入の上、<br />当日受付時に学生証をご提示ください。
</td></tr>
<tr><th>お問合せ</th><td>[email protected]</td></tr>
<tr><th>お申込み</th><td>
<strong><a href="https://secure.objectclub.jp/events/2/agreement">申し込み専用サイト</a></strong>からお申込みください。<br />
お申込みおよび参加費のお振込みが完了後<br />
入場チケットが郵送されますので、当日ご持参ください。<br />
</td></tr>
<tr><th>LTについて</th><td>LTでの発表を希望される方は<br />
お申込み時にLTのタイトル等をご入力ください。<br />
後日選考結果をメールにてご連絡致します。
</td></tr>
<tr><th>ご注意</th><td>お申込み後、お振込み前であればキャンセル可能です。[email protected] までご連絡ください。<br />
一旦お振込みいただいた場合は、キャンセルおよび参加費の返金をすることはできませんのでご了承ください。
</table>
<br />
%h2 ソーシャルタグ
%ul
%li twitter: <strong><a href="http://twitter.com/#search?q=%23oblove">#oblove</a></strong>
%li ソーシャルブックマーク: <strong>#oblove2010alexander</strong>
%h2 講演概要
%h3 <a name="coplien">招待講演:『From Patterns Eastward To Lean And Westward To True Objects』ジム・コプリエン氏</a>
%string (パターンから東方のリーン、そして西方の真のオブジェクトへ)
%div{:style=>"font-size:14px;padding:5px;line-height:1.5;"}
:erb
<!--
.. Alexander's fundamental pattern process celebrates community teamwork, immediate feedback, and continuous improvement. But the process is just a means to what is really valued: a built Whole comprising a soulful composition of timeless forms. Software patterns were conceived in these ideals of community, renewal, and piecemeal composition of form and beauty in built artifacts. The past decade should have taken the shared patterns of the community beyond micro-architectures to true Wholes. It should have witnessed successive generations of refined and published patterns. It should have led us to grasp the importance of form in function. That patterns have stagnated in these timeless considerations of architecture and systems thinking have left them far short of the architectural needs of the complex art of software.
-->
%p
‥ アレグンザンダーのパターンプロセスは、コミュニティのチームワーク、即座のフィードバック、継続的な改善の素晴しさを基礎としています。ですが、このプロセスがほんとうに大事にしていることは「全体(Whole)」をつくりあげることなのです。その「全体」は心をうごかす、時を超えた「かたち」によって構成されています。ソフトウェアのパターンが、こうしたコミュニティの理念やパターンが更新されていくこと、小さな部分のあつまりが成果物の美を体現することは固く信じられていました。この10年間で、コミュニティで共有されるパターンはマイクロアーキテクチャを生みだすものから、ほんとうの「全体」を生みだすものになるはずでした。パターンは次つぎと公開され、絶え間なく洗練されていくはずでした。パターンによって我われは機能における「かたち」の重要性に気づくはずでした。しかし、こうしたパターンの活動はアーキテクチャとシステム思考という永遠の課題にとらわれて停滞しました。パターンはソフトウェアの複雑さを解決するというアーキテクチャに求められる技芸のなかでも、とても限られたことしか達成できませんでした。
:erb
<!--
.. Yet the key pattern principles have followed people into new software practice. Much of what shines today is called Agile, but most of what is called Agile is in fact Lean, particularly in Scrum. Lean is an American 1990s term for The Toyota Way, which emphasizes disciplines of community teamwork, immediate feedback, and kaizen. Piecemeal growth and local adaptation are strong Agile values. These are the process side of patterns. Trygve Reenskaug's new DCI architecture creates a product whose symmetries — overall form — have roots deep in human cognition. DCI has roots in the Western concepts behind object orientation, but corrects several misunderstandings and removes several obstacles that have plagued OO for four decades. Like patterns, DCI focuses on system design issues using dynamic composition that are rooted in the timeless forms of domain objects. These are the product side of patterns.
-->
%p
‥ とはいうものの、パターンの重要な原則は、人びとを新たなソフトウェアの実践へと導いてくれました。その成果として現在かがやいてみえるものの多くは「アジャイル」と呼ばれています。しかし、アジャイルと呼ばれているものの大半――とりわけスクラムは実のところリーンなのです。そしてリーンは1990年代の米国でのトヨタウェイの呼び名です。リーンが大事にしている規律は、コミュニティのチームワーク、即座のフィードバック、そしてカイゼンです。少しずつ成長してくこと、それから現場が適応していくことはアジャイルの強みでもあります。アジャイルはパターンのプロセスとしての側面です。<br />
Trygve Reenskaug氏の新説である<a href="http://sites.google.com/a/gertrudandcope.com/www/thedciarchitecture">DCIアーキテクチャ</a>が生みだすプロダクトは、ソフトウェアのすみずみにまで対称性が行き渡っています。この対称性は人の認知に深く根づいています。DCIの起源はオブジェクト指向の背後にあるものと同じ、西洋の考えかたですが、それだけではありません。DCIは、オブジェクト指向が過去40年間にわたって悩ましいものとされることになったいくつかの誤解を正し、障害を取り除いています。パターンがそうであるように、DCIが重点を置いているのは、絶えることなくかたちづくられるドメインオブジェクトの動的な組み合わせによるシステム設計の問題です。DCIはパターンのプロダクトとしての側面なのです。
:erb
<!--
.. The original software pattern vision has been lost. Its process aspirations live on in Scrum, and we owe as much to the Toyota Way for Scrum as we do to the 道徳経 for Timeless Way of Building. The product aspirations live on in Lean and Agile architecture, with a focus on experience, human comfort, and systems thinking. These concrete, pragmatic application of pattern principles can perhaps provide inspiration and guidance back to the roots of the pattern community.
-->
%p
‥ ソフトウェアパターンに当初あったビジョンは失われてしまいました。しかしパターンのプロセスとしての側面はスクラムのなかに息づいており、私たちはスクラムを通じてトヨタウェイに大きな借りがあります。これと同じように、私たちには『時を超えた建築の道』を通じて『道徳経』に大きな借りがあります。パターンのプロダクトとしての側面は、リーンとアジャイルのアーキテクチャのなかに生きています。リーン/アジャイルアーキテクチャは人の経験や心地よさ、システム思考にも力を入れています。これらの具体的で実践的なパターン原則の適用の事例は、聴衆の皆さんがパターンコミュニティの初心への道を再びたどるための気づきと手引きになると思います。
%h4 ジム・コプリエン プロフィール
%p
%img{:src => '/event/2010alexander/coplien.jpg', :alt => 'ジム・コプリエン', :style=> 'display:block;float:left;margin-right:10px'}
%div{:style => 'margin-left:112px;'}
ジム コプリエン氏は、ソフトウェアパターンの規律に着手したヒルサイドグループの設立メンバーであり、名誉会員です。氏は認定スクラムトレーナーでもあり、世界規模での組織的なアジャイルへの移行を行うスクラムトレーニング協会では、ジェフ サザーンランド氏(スクラムの生みの親)のパートナーでもあります。<br />
氏は Gertrud Bjørnvig氏と共に、2010年5月に出版予定の「Lean Software Architecture And Agile Software Development」を執筆しました。本書は氏の前著である「マルチパラダイムデザイン」からの多くのアイディアを引き継いで、リーン&アジャイル原則と釣り合いのとれたソフトウェアアーキテクチャを支援する組織とプロセスの必要性だけでなく、Trygve Reenskaug氏の DCIアーキテクチャを主要なテーマとして取り上げています。
%p{:style=>'clear:both'}
オブジェクト倶楽部のメルマガの特集記事「<a href="http://www.objectclub.jp/ml-arch/magazine/313.html">アレグザンダー祭りへの道 [2]</a>」で懸田がおふたりを紹介していますので、こちらも併せてお読みください!
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<h3><a name="ws">ワークショップ:『パタンランゲージからネイチャー・オブ・オーダーへ』中埜博氏・笹川万国氏</a></h3>
<div style="font-size:14px;padding:5px;">
<p>
このワークショップでは、2つのワークと、1つの話題についてのレクチャーを、中埜・笹川両氏にお願いしています。
実施予定のワークのテーマは次の2つです(予告なく変更されるかもしれません):
</p>
<ul>
<li><strong>1.センタリング・プロセスを体感する</strong></li>
<li><strong>2.「生命」の強弱とは?</strong></li>
</ul>
<p>
レクチャーのテーマは「<strong>(Living Structureにおける) 15のプロパティ</strong>」についてです。日本でもっともアレグザンダー理解の核心に迫っているお二人によるワークショップをオブジェクト倶楽部で体験してください!
</p>
</div>
%h4 中埜博 プロフィール
%p
%img{:src => '/event/2010alexander/nakano.jpg', :alt => '中埜博', :style=> 'display:block;float:left;margin-right:10px'}
%div{:style => 'margin-left:112px;'}
昭和48年早稲田大学理工学部建築学科卒業。<br />
昭和53年カリフォルニア大学・バークレー校設計学部大学院卒業。<br />
帰国後は環境構造センター(C.E.S:クリストファー・アレグザンダー主宰)の在日代表として盈進学園プロジェクトに参画。名古屋工業大学、神奈川大学の非常勤講師や住宅・都市整備公団のコンサルタントなど歴任し、現在は(株)東京環境構造センター代表取締役として活躍する傍ら、中心市街地活性化マネージャーとして登録し、法政大学講師、中小企業大学校タウンマネージャー育成講座・国土交通省建設大学校講師等を務める。現在早稲田芸術学校講師。<br />
%h4{:style=>'clear:both'} 笹川万国 プロフィール
%p
%img{:src => '/event/2010alexander/sasagawa.jpg', :alt => '笹川万国', :style=> 'display:block;float:left;margin-right:10px'}
%div{:style=> 'margin-left:112px;'}
北海度大学在学中にアレグザンダーの存在を知る。<br />
卒業後、早稲田大学専門学校(現・芸術学校)で建築を学ぶ傍ら中埜博氏に師事。<br />
2000年にカリフォルニア大学バークレー校客員研究員として渡米して以来、アメリカ、イギリスで同校教授・アレグザンダーによるプロジェクトや研究等に参画。<br />
2004年、プリンスィーズ・スクール・オブ・トラディショナルアート(イギリス)修士課程修了。昨年イギリスより帰国。現在はヨーロッパ環境構造センター在日代表として、パタンランゲージやネイチャー・オブ・オーダー理論等の日本での普及活動に様々な形で取り組んでいる。
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<p style="clear:both">
オブジェクト倶楽部のメルマガの特集記事「<a href="http://www.objectclub.jp/ml-arch/magazine/314.html">アレグザンダー祭りへの道 [3]</a>」で懸田がおふたりを紹介していますので、こちらも併せてご覧ください!
</p>
%h3
%a{:name => 'lt'} ライトニングトークス
%p
ライトニングトークス トーカーが決定しました!今回も多数のご応募ありがとうございました。<br />
オブジェクト倶楽部内での選考の結果、トーカーは以下の方に決定致しました。お楽しみに!
%div{:style => 'font-size:16px;line-height:2;'}
%ul
%li <span style="font-weight:bold">大中浩行</span>さん,「読書会でテスティングについて学んでみませんか?」
%li <span style="font-weight:bold">今村哲也</span>さん,「Hello, Scrum - はじめてのスクラム導入記」
%li <span style="font-weight:bold">SHIBUKAWA Yoshiki</span>さん,「Who is the person whom the IT engineers should learn next to Alexander?」
%li <span style="font-weight:bold">羽生田栄一</span>さん, 「茶の湯と処世術とパターンの関係」
%li <span style="font-weight:bold">江渡浩一郎</span>さん, 「アレグザンダーについて私が知っている二、三の事柄」
%li <span style="font-weight:bold">林栄一</span>さん, 「短期に低価格で持ち家建設を行うためのパターンランゲージ)」
%li <span style="font-weight:bold">角谷信太郎</span>さん,「『On the Nature of "The Nature of Order"』読書感想トーク」
%li <span style="font-weight:bold">本橋正成</span>さん, 「おもちつきと、クリティカルチェーンプロジェクト管理(CCPM)」
%h3 配信と録画について
%p 当日の講演やトークは録画する予定です。ストリーミング配信は行いません。録画できた講演やトークについては、イベント開催後に公開可能であれば公開する方針です。
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