この記事はRuby Advent Calendar 2022の第11日の記事です。前日の記事は@taichi-ishitaniさんによる「YAML 上の位置を取得する」でした。
日本Rubyの会の理事の@kakutaniです。この記事はあくまで個人の見解であり、会の公式見解ではありません。
ここ2年ほどのコロナ禍のなか、日本Rubyの会の活動はいつも以上に元気がありませんでしたが、2022年にRubyKaigiがin-personで開催されのは、なんか日本のRubyコミュニティの活動を再始動させるきっかけになった気がします。参加した皆さんは楽しんでくれたようでしたし、オンライン参加だった方がたからも「次はやっぱり現地に行こうと思った」という声を少ならからず聞いています。RubyKaigi 2022以降、ふりかえってみると国内でも毎月のようにRuby関連イベントは開催されていたのでした。
- 2022/09/08..10: RubyKaigi 2022, 三重県津市 [in-person/online]
- youtubeでアーカイブが公開されています
- 2022/10/21..22: Kaigi on Rails 2022 [online]
- youtubeでアーカイブが公開されています
- 2022/11/10..11: RubyWorld Conference 2022, 島根県松江市 [in-person/online]
- 上記プログラムのページに、会期中にyoutube配信されていた動画へのリンクがゴロっと置いてあります
- 2022/12/03: Rails Girls Gathering Japan 2022 [online]
- 動画のアーカイブはないんだっけ…。講演資料は↑のサイトにリンクがあります
2022年末から2023年にかけても、いくつかRuby関連イベントはオンラインだったりin-personだったりで予定されています(主なもの)。
- 2022.12.27: Ruby 3.2 リリースパーティー presented by アンドパッド, 東京都千代田区 [in-person/online]
- Ruby3.2リリースにあたってコミッターが多数登場して自慢などしてくれるはずです。現地枠は満席ですが、オンラインでならまだまだ参加の余地があります!
- 2023.02.18: 福岡Rubyist会議03, 福岡県福岡市 [in-person]
- 12/12いっぱい(JSTで明日!)までプレゼンテーションの提案を募集しています。ふるってご応募ください(現地参加での登壇のみ)
- 2023.02.25 Ruby30周年記念イベント [online]
- Ruby25周年イベントからもう5年経つのですね…詳細は追ってお知らせされるようです
- 2023.03.04: 鹿児島Ruby会議02, 鹿児島県鹿児島市 [in-person]
- ウェブサイトなどはまだ用意されていませんが、追ってお知らせがあると思います
- 2023.05.11..13: RubyKaigi 2023, 長野県松本市 [in-person/online]
- 現在、スポンサーシップを希望される企業さまからの応募を受け付けております。御社絶好の露出の機会として是非ご活用くださいませ!!
- 一般講演の募集も、もう少ししたら始まるはずなので、各位、応募の準備をよろしくお願いいたします!!
- 2023.mm.dd: Kaigi on Rails 2023
- 開催される予定なので、待て続報
開催予定の地域Ruby会議が福岡、鹿児島ということで(地域Ruby会議が「帰ってくる」のはうれしいですね)、参加交通費の支援も再開したいと思っていたのですが、執筆時点では私が『研鑽Rubyプログラミング』のβ2の追い込み作業中(遅くなってほんと申し訳ないです…もうすぐ出ます!! 出るんです!!q)なので、今日は間に合いませんでした。いましばらくお待ちください。
たとえば「福岡Rubyist会議03で登壇してみたいけど交通費がな…」と躊躇されている方がいらっしゃれば、まずはプロポーザルはサブミットしておいてください! カネならある!!
日本Rubyの会としても、RubyKaigi 2022では記念すべき機会があり、現在の体制になってからの理事・監事が一堂に介することができました。三重県総合文化センターの喫茶店で全員が直接会って話し合った甲斐もあり「もうちょっと元気だしてやっていこうか」という機運が高まりました。いまのところ、少しずつですが次のようなことを進めています:
- 「日本Rubyの会とは」をあらためて理事のあいだで確認した
- …というのをあらためて確認したらKaig on Railsの支援のことを載せ忘れているな(
あとで更新しておきます更新しました) - 新しい事業(プロジェクト)もやっていきたいぞ、という気持ちが高まりました(具体的なことはまだ何も決まっていないが…)
- …というのをあらためて確認したらKaig on Railsの支援のことを載せ忘れているな(
- 情報提供をGitHubのWikiでやってるけど、あんまり更新できてない
- これを ツールのせいにして、scrapboxにしようと思っています
- 地域Ruby会議が「帰ってきた」こともあるので、開催ガイドラインは改訂予定です
- 会の「入会先」がメーリングリストになってるが、機能してないのでなんとかしたい
- これはDiscordに移すか…という方向で準備を進めています
- 現在はruby-jpというとても有益なSlackがRubyistどうしの情報交換の場として存在していますが、それはそれとして(運営有志の皆さんありがとうございます!)、Rubyの会の活動についてのやりとりをする、(90日でログが消えてしまわない)場所があったほうがよかろう、という考えによるものです。
これらもこの記事でアナウンスできれば良かったのですが、執筆時点では私が『研鑽Rubyプログラミング』のβ2の(ry
…いずれも待て続報!!1——って、どこでお知らせしていけばいいのか悩ましいですね。そういえば日本Rubyの会のtwitterアカウントがあることを思い出したので、これを活用してけばいいのかな(休眠アカウントと判定されて消されないように…)。
以上、日本Rubyの会のほうから、@kakutaniがお伝えしました。 2022年の個人の思い出としてはRubyKaigiの歴史のお話を記事というかたちにできたのが良かったです(未読の方がいたら読んでね) 👉 「 実は、はじめは「RubyKaigi」という名前ではなかった ─ 創始者と貢献者たちが、歴史を赤裸々に話します - Findy Engineer Lab - ファインディエンジニアラボ」。 心残りは『研鑽Rubyプログラミング』が正式版に届かなかったことですが、β2は出せるはずなので、よろしくお願いします 🔜
明日、第12日のRubyアドベントカレンダーの執筆者は@znzさんです。