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Git用語集（Windowsユーザー向け・研究者向け）

用語	説明
リポジトリ	プロジェクトのファイルや履歴（変更の記録）をまとめて管理する場所です。研究データや論文執筆の進捗など、ファイルのバージョン管理をしたいときに使います。パソコン内に作る「ローカルリポジトリ」と、インターネット上（例：GitHub）に作る「リモートリポジトリ」があります。
ブランチ	作業の「枝分かれ」を作る機能です。たとえば、論文の本筋とは別に新しい実験や修正を試したいとき、ブランチを作ることで元のファイルに影響を与えずに作業できます。最終的にうまくいけば、元のブランチ（通常はmainやmaster）に統合できます。
ステージング	ファイルの変更を「これから記録します」と一時的にまとめる作業です。コミットする前に、どの変更を記録するか選ぶイメージです。Windowsでは「git add」コマンドで行います。コミット前の最終確認や整理に役立ちます。
コミット	ステージングした変更を「この時点の記録」として保存する操作です。論文の章ごとや、実験ごとの区切りなど、意味のある単位でコミットすると履歴が見やすくなります。「git commit」コマンドで実行します。
コミットメッセージ	コミット時に「どんな変更をしたか」を短く説明する文章です。後から履歴を見返したとき、何をしたのか分かりやすくなります。例：「図3のデータを更新」「誤字修正」など。わかりやすいPrefix（feat: 機能追加、fix: バグ修正 など）を先頭につけると、チーム作業でも管理しやすくなります。
プッシュ	ローカルリポジトリの変更履歴を、インターネット上のリモートリポジトリ（例：GitHub）へ送信する操作です。共同研究者とファイルを共有したいときや、バックアップ目的で使います。「git push」コマンドで実行します。