\scantokens の使い方

test-scantokens.tex

%% 眠れないので書いた．etoolbox.sty を読むと勉強になるなあ（つらい）．

%% まずは基本形で準備運動．
%% 一度保存された，パラメータ文字を含むトークン列を定義とする，
%% パラメータをとるマクロを定義したいとする．
\def\a{##2##1}                  % カテゴリコードが6である限り，# は二重にせざるをえない．
\expandafter\def\expandafter\b\expandafter#\expandafter1\expandafter#\expandafter2\expandafter{\a}
\show\b                         % #1#2->#2#1
%% これはひどい．\edef 使いましょうよ．
\edef\b{%
  \unexpanded{\def\b#1#2}{\expandafter\unexpanded\expandafter{\a}}}% etoolbox があれば \expandonece を使う．
\show\b                         % ->\def \b ##1##2{##2##1}.
\b
\show\b                         % #1#2->#2#1

%% しかし，# を ## にいちいち変換して置換テキストを受け渡すのは美しくない．
%% そこで，カテゴリコードを12にして保存し，\scantokens で読み直す．
\catcode`\#=12
\def\a{#2#1}
\catcode`\#=6
\edef\b{%
  \unexpanded{\def\b#1#2}{\expandafter
    \scantokens\expandafter{\expandafter\unexpanded\expandafter{\a}\noexpand}}}
\show\b                         % ->\def \b ##1##2{##2##1}.
\b
\show\b                         % #1#2->#2#1
%% すごい（つらい）！！
\bye