並列処理を行うためにはスレッド数(core-pool-size-factor, max-pool-size-factor)を増やした上でActorも複数生成する必要がある。 1つのActorは複数スレッドで同時に実行されることはない。
akka.conf
dispatcher毎のmessageのthroughput。 negative numberで無制限にメッセージを処理。
メールボックス上限値。positive numberによってbounded-mailboxが利用される。
バッチ処理等で大量のメッセージ投入が発生する場合、 メッセージの処理が十分に早くなければmailboxが肥大化し、最悪の場合はOutOfMemoryが発生する。 この場合はbounded-mailboxを利用することでメモリリークの回避が可能である。
bounded-mailboxを使用するとcapacityを超えるメッセージのpushはブロックされ、mailboxに空きができるまでwait状態になる。 ただし、mailbox-push-timeout-time=-1を併用しないとメッセージのpushがタイムアウトしてメッセージがロストする。(タイムアウト例外は発生しない)
メールボックスが上限値に達している場合、メールボックスへのメッセージ投入がwait状態になる。 このwait状態のタイムアウト時間。negative numberで永遠にwaitする.