春日井 良隆(日本マイクロソフト株式会社 デベロッパー エバンジェリズム統括本部 エバンジェリスト)
Windows 10 には Internet Explorer と新しい Web ブラウザ「Microsoft Edge」が搭載されることが明らかになっています。本セッションでは、Microsoft Edge を発表するに至った市場の動向、既存の Web サイトや Web システムとの互換性を踏まえながら、マイクロソフトが考える今後の Web ブラウザについてお伝えします。
- Legacy Web
- IE 8 まで
- Modern Web
- IE 9 から
- 次世代 Web 標準への対応
- Chakra はスクラッチで作った
- Edge にも引き継ぐ
- 過去のバージョン、他のブラウザーとの相互運用性
- IE は IE 11 が最後
- よほどの圧力がない限りは 12 は出ない(圧力がないわけではない)
- 「動作する OS のライフサイクルに準拠」だった
- 「各 OS の最新の IE のみに対応」に変更される
- 2015年冬にはスマートフォンからのインターネット利用が PC を超える可能性
- インターネット利用のデバイスのベンダーはシェアを分け合っている
- スマートフォン登場から顕著(その前は MS がほとんど)
- BYOD - Bring Your Own Device
- 個人所有デバイスを社内で利用する
- 「iPhone 6 とアップルウォッチ買って使ってます」
- 脆弱性の発見からネットワーク犯罪に迅速に対応する
- 開発者の負担を減らしたい
- Web 標準への準拠
- 新しい API の利用
- なるべく早く新しい技術を使いたいというニーズへの対応
- TypeSquare を使ったウェブフォントの例
- DeLonghi で使ってるウェブフォントの例
- WebRTC の例
- TokBox を使った例
- 「MS も Google も Apple も好きです」
- IE だとプラグイン入れろと言われる
- MS としては、こういう状況をなくしたい
- Trident に互換性モードが搭載されてのは IE 6
- Strict モードと Quirks モード
- IE 8: Quirks, IE 7 互換モード, 標準モード
- IE 11 には8つの互換性機能がある
- F12 ツールのドキュメントモードで変更できる
- Web 制作者は X-UA-Compatible メタタグで指定できる
- IE 11 エンタープライズモード
- IE 11 上で IE 8 をエミュレートする仕組み
- グループポリシーまたはレジストリで管理
- Enterprise Mode Site List Manager による XML 作成の説明
- ドキュメントモードのフローチャートが公開されている
- Evergreen 常にフレッシュ
- 相互運用性
- Web 標準の使用、他のブラウザーの更新内容、相互に運用する挙動にあわせる
- そういう理由もあってユーザーエージェントは全部入り
- Pointer Events の話
- asm.js と Chakra の話
- ECMAScript 6 の話
- ES 6 対応頑張っている
- Windows 10 はもうすぐ出る
- Win 10 には Edge と IE 11 が全てのエディションに搭載されている(モバイルは未定)
- mshtml.dll / edgehtml.dll の両方
- 22万行削除して30万行追加したやつの話
- IE はイントラなどでの使用を想定
- Edge は通常利用向け
- Windows 10 の初期デフォルトブラウザーは MS Edge
- 当初は Edge に Trident を積む予定だったが、結局分離された
- Edge Dev の紹介
- Edge が対応した API のデモとか
- Edge Dev ツール紹介
- Docs https://dd.docs.com/
- Office Sway https://sway.com/
- Surface Hub
- Web ノート
- ウェブページにペイントしたりコメント入れて、共有できる
- スクリーンショット撮影できる
- サイト開発のレビュー時などに便利
- リーディングビュー
- セキュア
- 新しい拡張機能モデル
- Edge ではサポートされない機能(Trident にはあったやつ)
- Flash / PDF は Edge の機能の一部になった(オフにもできる)
- ActiveX はないぞ!
- 春日井さんは Edge のロゴかっこよくないと思っているらしい
- IE 11 まで
- Modern = Edge