以下ではアクセスサーバ (as.abci.ai) へのポートフォワーディングによるトンネルを作った上で、別ターミナルでSSHトンネルを用いてインタラクティブノードにアクセスする方法を説明しています。
しかし、OpenSSHを用いるともっと簡便にインタラクティブノードにアクセスできます。このメモではその方法を説明します。
ProxyJump (-J) オプションを使ってコマンド1つでログインできます。
[user@localmachine] $ ssh -J %[email protected] abciuser@es
localmachineの $HOME/.ssh/config に以下のように記述しておくと、さらに省力化になります。
Host abci
HostName es
User abciuser
ProxyJump %[email protected]
ログインする場合:
[user@localmachine] $ ssh abci
ファイル転送する場合:
[user@localmachine] $ scp src-files abci:dest-dir
SSHポートフォワーディング(トンネリング)を設定する場合(localhostの8088ポートへのアクセスをgXXXXの8888ポートに転送):
[user@localmachine] $ ssh -N -L 8088:gXXXX.abci.local:8888 abci
ProxyCommandオプションを使ってコマンド1つでログインできます。
[user@localmachine] $ ssh -o ProxyCommand='ssh %[email protected] -W %h:%p' abciuser@es
同様に、localmachineの $HOME/.ssh/config に以下のように記述しておくと省力化になります。
Host abci
HostName es
User abciuser
ProxyCommand ssh %[email protected] -W %h:%p