#コンパイラ 原理 技法 ツール
######著者
- Alfred V. Aho
- Jeffrey D. Ullman
コンパイラ 原理 技法 ツール、通称ドラゴン本の訳書です。 出版社が培風館で情報処理シリーズのうちの一巻なので表紙がドラゴンじゃない
原始言語云々とかマシンとかによらず、コンパイラを設計する際に例外なく遭遇する問題を解決するための本。決して初学者が読むものではない(激し後悔)。
一般のソフトウェアの設計に役立つ考え方や技法が多く述べられている(メインの目的、アルゴリズム)。
#####各章の要約
- [コンパイラの基本構造(絶対重要)] (https://gist.github.com/raven38/18d3a16748f7fdd73705#file-1-0-markdown)
- [プログラミング言語の基礎概念(省くな)] (https://gist.github.com/raven38/18d3a16748f7fdd73705#file-2-0-markdown)
- [字句解析、有限状態技法、走査系生成系(最初の2節は省くな)] (https://gist.github.com/raven38/18d3a16748f7fdd73705#file-3-0-markdown)
- 構文解析基礎概念(読まないと分からない)
- 演算子順位法と再帰降下法(時間なければ省いてもいい)
- 最強のLR構文解析法(省いてもいいけどもったいない)
- 中間コード生成、代入や制御構造に対する翻訳方式(ここの内容は全て省くな)
- その他の言語の構成要素(省いてもいいよ)
- 記号表(いままでデータ構造の選択を誤ったことのないものだけがこの章に石を投げてよい)
- 実行時の構成。(3節は省いても問題ない程度の内容)
- 誤りの回復(知らないと恥)
- コードの最適化、導入(やっとけ)
- コードの最適化(入門程度では理解できない)
- コードの最適化(君たちには理解することはできない)
- 目的コードの生成(君たちでも理解できるだろう)
- 付録B コンパイラの前半部分を作成するためのenshuumondai