原本は こちらです。この翻訳は 2017年5月9日時点の原本に基づいています。
- 調査・商談のデータをインポートする
- Salesforce Classic で 営業担当者向けダッシュボードを作成する
- Lightning Experience で 営業担当者向けダッシュボードを作成する
- Salesforce Classic で マーケティング担当者向けダッシュボードを作成する
- 取引先責任者と 趣味のレポートを作成する
- レポートとダッシュボードのセキュリティの設定をおこなう
- Salesforce へのデータのインポートができること
- Salesforce Classic を使用した ダッシュボードの構築ができること
- Lightning Experience を使用した ダッシュボードの構築ができること
- 4-6時間程度。
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要件をメモするために、ペンと紙を用意してください。
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チャレンジ用に、新しい Trailhead Playground を作成してください。Trailhead Playground は、本チャレンジ以外の用途でつかうと答え合わせが正常に行えない可能性があります。
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このパッケージをインストールしてください。チャレンジの過程で「趣味」を実装する際に利用します。また、チャレンジの過程で、標準およびカスタムオブジェクトに追加のカスタムフィールドを追加する可能性があります。パッケージのインストールでトラブルがあった場合は、この記事に記載されている手順に従ってください。
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このチャレンジでは 通貨表記にUSDを利用します。必要に応じて、「私の設定 | 個人用 | 言語とタイムゾーン(Salesforce Classic の場合)」から、地域を「英語(アメリカ合衆国)」、言語を「English」に設定してください。
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このチャレンジでは、レポートにひもづく商談はすべて終了日が 2020年1月1日から2020年6月30日である必要があります。
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このチャレンジでは、レポートとダッシュボードを特定のフォルダに移動することが要求されます。チャレンジで作成するレポートとダッシュボードは、ひとまず新規のフォルダを作成し、そこに保存するようにしてください。
Get Yo Gear は、スポーツグッズの卸売業における、リーディングカンパニーです。Get Yo Gear では Salesforce を利用して、営業部門およびマーケティング部門の業務を管理しています。あなたは同社に最近 Salesforce Admin として入社しました。前任者がいたようですが、多忙のためにあまり Salesforce の活用ができてないようでした。あなたは Salesforce の可能性を社内に切実にアピールしたいと考えています。特に Lightning Experience での レポートとダッシュボードを熱烈に紹介したいと考えています。
同社で現在使われているダッシュボードやレポートは、適切な指標を提供できていないようです。そのため社員は、自分たちに必要なレポートを大量の時間をかけて探しています。また、前任者はいくつかのカスタムオブジェクトやカスタム項目を作成していますが、それらはレポートから利用可能な状態になっていません。さらに、前任者にはまったくセキュリティの観点がなかったらしく、社員は彼らが閲覧できるべきでない情報も、自由に閲覧できる状態になっています。問題が山積みですが、Awesome Admin であなたにとっては、きっとこれらの問題を片付けることなんて、朝飯前ですよね!
あなたはレポートやダッシュボードに必要な情報はなにかを見定めるために打ち合わせを実施しました。ステークホルダーは下記の4人です。
- Jahmiah Charles (SVP Sales & Marketing)
- Sandita Jaya (Marketing Manager)
- George Alfarsi (Sales Manager)
- Camila Martinez (Sales Operations)
今回は、下記の標準オブジェクトを利用します。
- Account(取引先)— Get Yo Gear から商品を購入した企業です。
- Contact(取引先責任者)— Get Yo Gear の見込み顧客および既存顧客の取引先責任者です。
- Opportunity(商談)— 商品の購入注文です。
マーケティング・マネージャーのひとりである Sandita Jaya のお気に入りの仕事は、Get Yo Gear が年に一度おこなうカンファレンスのテーマを決めることです。彼女は、良いテーマを選ぶために、顧客が余暇でなにをしているのかを非常に参考にしています。前任の Salesforce Admin は、取引先責任者の趣味に関する情報を記録するカスタムオブジェクトを作成していました。Sandita は、この情報を顧客への贈り物の選択や、その他のマーケティング用途に利用しています。 この情報は、一年に一度の顧客への調査や、従業員と取引先責任者の雑談のなかから収集しています。
- Hobby — 趣味の一覧です。
- Contact Hobby — Contact の趣味です。Hobby から選択されます。ひとりの Contact が複数の趣味を持つ場合も許容します。
Sandita Jaya はあなたに 最新の顧客調査ならびに直近のイベント来場者から収集した情報に基づいた、取引先責任者のリスト(Excelファイル)を提供してくれました。あなたは、この情報を Salesforce にインポートする必要があります。このリストは、Salesforce に登録されていない商談の情報も含んでいます。
あなたはまずファイルの内容の整理することから取り掛かりました。あなたのタスクはデータを整理すること、そして整理した後のデータを Salesforce にインポートすることです。
- このデータをインポートするにあたって、カスタム項目を新規作成してはいけません。
- このデータは重複を含んでいません。
- すべてのデータを新規レコードとしてインポートしてください。
- データのインポート/エクスポートには Dataloader.io の利用を推奨します。Salesforce Data Import Wizard や レポート機能に組み込まれているデータエクスポート機能も利用できるでしょう。
- Excel ファイルの各シートについて、下記の表を参照してください。
| シート | インポート先オブジェクト | 備考 |
|---|---|---|
| Contacts and Accounts | Contact, Account | 州の表記を2桁の略語に統一してください。 |
| Opportunities | Opportunity | 日付表記を yyyy-mm-dd に統一してください。Account Name 列をそれぞれの Account と紐づけるのに利用してください。 |
| Hobbies | Hobby | - |
| Contact Hobbies | Contact Hobby | それぞれの行が、contact と hobby の組み合わせを表しています。もし contact が3つの趣味を持っている場合、このシートでは3行で表現されています。 |
Get Yo Gear は、顧客調査や業界イベントでの雑談、営業担当者の顧客への電話など、様々な方法で顧客のニーズを把握しようとしています。これらの活動の結果作成されたデータは、なにが顧客の興味を掻き立てるかの分析に用いられるます。Sandita は特に、マーケティングイベントのテーマを決めるため、そして顧客を興奮させるために、彼らの仕事以外の時間の過ごし方についての情報に関心を持っています。彼女は、特別な権限がなくても利用できる、3つのレポートを新規作成することにしました。
備考: 3つのレポートの基本となるカスタムレポートタイプを作成してください。カスタムレポートタイプの主オブジェクトは取引先(Accounts) としてください。
Sandita は顧客の好みに応じたカンファレンスのプランニングに必要な発見をあなたがインポートしたデータから得たいと考えています。彼女は、顧客の趣味に関係するいくつかテーマ候補を持っているようです。このレポートは、彼女がどのテーマがもっとも顧客の関心を集めるのか検討する手助けになります。しかしながら、テーマのカテゴリへの意見が頻繁に変更されるため、趣味のカテゴリは hobby オブジェクトには格納されていません。その為、あなたは新しくこのレポートで利用するカテゴリを作成する必要があります。
今回のレポート Contacts by Hobbies and Ratings は、レポート形式がマトリックス、行のグルーピングが趣味のカテゴリ(Hobby Type)、列のグルーピングが取引先のレーティング(Rating)とします。趣味のカテゴリは下記のリストに記載したものとします。リストに記載がないものは Other とします。
Outdoor Activities(野外活動)Arts and Crafts(芸術と工芸)Extreme Sports(エクストリーム・スポーツ)Games(ゲーム)
また、 Sandita はそれぞれの趣味のカテゴリと、取引先のレーティングのレコード件数も表示してほしいそうです。
The second report that Sandita needs (called Contacts Without Hobbies) will show contacts who have not shared their hobby preferences. This list should be prioritized by accounts with larger open opportunities, and then summarized by individual accounts. With this report, she can prioritize collecting data for the annual conference and share the information with sales reps to determine customer gifts.
This report displays Account Name, First Name, Last Name, Account Value, Total Opp Value, Open Opp Value, % Open Opps, Phone, and Email. It summarizes first by Account Value and second by Account Name. For the purposes of this challenge, both the Account Value and % of Open Opportunities are created within the report itself.
A few things to note for this report:
Don’t create fields on the Contact object.
Create a Total Opp Value field on the Account object to summarize the value of all closed won opportunities for the account.
Create an Open Opp Value field on the Account object to summarize the value of all open opportunities for the account. In the report, this field is grouped into three categories; call the resulting categorized field Account Value:
3 Low (<=$100,000) 2 Med (>$100,000 to <=$200,000) 1 High (>$200,000) The % Open Opps field on the report should display the percentage of the value of the account's open opportunities to a combined total value of closed won and open opportunities. If there are no open opportunities, then show 0%. Show this summary field at the Account Name level only.
カンファレンスのテーマは “Outdoor Activities” に決まりました。営業担当者がテーマに合致する趣味を持つ取引先責任者を把握するには、外出先でも参照しやすい Lightning Experience レポートが適しているでしょう。この情報は、会話のきっかけになり、訪問先のカンファレンスへの参加率(営業担当者のボーナスの評価指標にもなっています)の向上につながることが見込まれます。
Account Name、その次に Contact Full Name を使って、 Lightning Hobbies by Contact レポートをサマライズしてください。その際は、Hobby Name を列として表示してください。また、それぞれの営業担当者の "私の取引先(My Accounts)" だけがレポートに表示されるようにレポートの条件を設定してください。 混乱をさけるため、 “Outdoor Activities” に興味のある取引先責任者を表示するために hobby category 検索条件を設定してください。また、営業担当者がレポートを編集をできないようにしてください。 Summarize the Lightning Hobbies by Contact report by Account Name, then Contact Full Name, and show the Hobby Name as a column value. Filter the report to show only “My Accounts” for the sales reps. To eliminate potential confusion over the conference theme, set the hobby category filter to show contacts interested in “Outdoor Activities” and ensure that it can’t be edited by individual sales reps.
備考: Contact に Account Name 数式項目を作成しないでください。

