iPhone の解像度はこんな感じ、
デバイス | 解像度 | ppi | 比率 | 必要な画像ファイル |
---|---|---|---|---|
iPhone 6 Plus | 1920x1080 | 401ppi | 16:9 | @3x |
iPhone 6 | 1334x750 | 326ppi | 16:9 | @2x |
iPhone 5/5S/5C | 1136×640 | 326ppi | 16:9 | @2x |
iPhone 4/4S | 960×640 | 326ppi | 3:2 | @2x |
だけど、そもそも解像度ってなんなのか?
解像度とは
写真などのイメージの「密度」を数値化したもの http://blog.karasuneko.com/design-dtp/resolution-dpi-ppi/#link1
で、その解像度の単位を dpi
であらわしている。
ディスプレイの 1インチ = 25.4ミリメートル にドットが何個入るか、という意味。
dpi
のほかにも ppi
や lpi
という単位もある。
単位 | 略した言葉 | 意味 | 基準 |
---|---|---|---|
dpi | dots per inch | 入出力機器の解像度 | 1インチあたりのドットの数 |
ppi | pixels per inch | 画像の解像度 | 1インチあたりのピクセルの数 |
lpi | ines per inch | スクリーン線の数 | 1インチあたりの網点数 |
Photoshop の「画像解像度」っていうのは ppi
のことを指してる。
lpi
って聞いたことないけど、印刷物で網点を1インチあたり何個つくるかを示すときに使われるらしい。
dpi
と ppi
は全然違う意味だけど、いままでだいたいのディスプレイは 1ドット=1ピクセル だったので dpi
と ppi
は同じような意味で扱われることが多かった。
初代 iPhone から iPhone 3GS まではディスプレイの大きさが 3.5 インチ、ピクセルの数が 320x480 だったので、計算すると約 160ppi なのでした。
しかし、iPhone 4 が登場! iPhone 4 はディスプレイの大きさが 4 インチ、ピクセルの数が 640x1136 のきれいな画面だったので、計算すると約 320ppi になってしまった。 初代〜3GS と比べると ppi が2倍なので、画像ファイルの大きさを4倍(縦2倍・横2倍)で作って縮小して表示することで対応しなくてはならなくなった、ということなんですね。
しかし、iPhone 6 Plus が登場! iPhone 6 Plus はディスプレイの大きさが 5.5 インチ、ピクセルの数が 1,080×1,920 のきれいすぎる画面なので、計算すると約 400ppi になってしまう!!! こうなると初代〜3GS と比べると ppi が2.5倍なので、ppi 2倍のときの画像じゃ足んないよとなって、画像ファイルの大きさを9倍(縦3倍・横3倍)で作って縮小して表示することで対応しなくてはならなくなった、ということなんですね!
納得〜。