gistfile1.txt

(define x 0)                            ; x_0

(let ((x 1))                            ; x_1
  (let-syntax ((foo (syntax-rules ()
                      ((_) x))))
    (let ((x 2))                        ; x_2
      (foo))))  ; => 1

;; fooの展開で現れるxは、fooの使用位置から見えるx_2ではなく、
;; fooの定義位置から見えるx_1。
;;
;; Clojure方式ではトップレベル束縛に別名をつける。例えば
;; 今userモジュールにいるとして、user/x とすればローカル束縛を
;; すっ飛ばしてトップレベルのx_0を参照する、というふうにすれば、
;; トップレベル変数をローカル変数がシャドウするケースを避けられるが、
;; x_1のようにローカルな束縛に一意の名前をつけるうまい方法がない。
;; さらに、x_1はlet-syntaxの「外側」にあるため、let-syntaxの展開だけで
;; x_1をユニークな名前にリネームすることができない。
;; (x_1をxのままにしておき、let-syntax内で束縛されるxを全てリネームする、
;; という展開は可能)