OSDNでのリリースファイルやソースコードは全世界の25〜30箇所程の公開ミラーサイトへミラーリングされていた。 現時点ではどれだけ生存しているかは調べていないが、まだそれなりに生きているかと思われる。ただ、日本だとJAIST(ftp.jaist.ac.jp)とIIJ(ftp.iij.ad.jp)しかないようである。
OSDNではファイルの公開方法は二種類存在し、それぞれをファイルリリース、ファイルストレージと呼んでいた。前者は最初期からあるリリースシステムであり、後者はrsync等でも利用できる置き放題のストレージシステムである。 IIJを例にすると、下記のようになる。
- Tera Termプロジェクトのファイルリリース領域: https://ftp.iij.ad.jp/pub/osdn.jp/ttssh2/
(top)/(プロジェクト名)
- MinGWプロジェクトのストレージ領域: https://ftp.iij.ad.jp/pub/osdn.jp/storage/g/m/mi/mingw/
(top)/storage/(プロジェクト名の先頭アルファベット)/(二番目までのアルファベット)/(プロジェクト名)
CVS以外のソースコードリポジトリのブランチやタグが打ってあるものについては、その一部のデータがtar.gzかtgz形式でミラーに保存されている。注意すべきはここに保存されているのは本体サイトでダウンロード要求のあった一部のデータのみであり、不完全なアーカイブである。2024年1月初旬に旧OSDN社の社員が全リポジトリアーカイブを取得し、ミラーサイト側に置く準備中である。
- MinGWプロジェクトのソースコード: https://ftp.iij.ad.jp/pub/osdn.jp/scmarchive/g/mingw/
-
(top)/scmarchive/g/(プロジェクト名)
- PersonalForge(個人)プロジェクトの領域
(top)/scmarchive/u/(ユーザー名)
2023/11/25時点では各リポジトリへ直接アクセスすることは可能であり、旧式のWeb UIであれば問題なくコードの閲覧もできる。つまり、まだミラー側のバックアップを頼らずにコードを確保できる。なお、下記のリポジトリURLはプロジェクトのみであり、個人用スペースのものは含まない。
- Gitの旧Web UIトップ:http://git.osdn.net/view (プロジェクトのみ)
- Hgの旧Web UIトップ:http://hg.osdn.net/view (プロジェクトのみ)
- SVNのHTTPアクセス:http://svn.osdn.net/svnroot/ttssh2/ (全体リスティングはできない)
@pabs3 I have sent an email to you.