(訳者注: この記事はドイツ・スイスのNGOで、ベラルーシやウクライナでの人権活動に取り組むLiberecoが公開していた記事「How you can help the people in Ukraine」を翻訳したものです。)
原文公開日: 2022年02月26日
ドイツ、スイス、オーストリアなどからでも、寄付以外にウクライナの人々を支援するさまざまな方法があります。
ウクライナの人々を直接的・間接的に支援するためのプラットフォームやイニシアティブを紹介し、海外からどのように支援することができるかを提案します。
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ドイツ等で開催されている数多くのデモに参加して、ウクライナとの連帯を表明しましょう。もしあなたの地域でデモが計画されていない場合は、自分たちでデモを起こし、ネットワークを作り、組織してください。
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自分の選挙区の国会議員に連絡し、ウクライナとの連帯を示し、現状に注意を払うよう呼びかけましょう。自分の選挙区の代表者が誰であるかは、国会のウェブサイトなどで調べることができます。
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もしあなたが組織や会社に属しているのなら、そこで声明を発表し、ウクライナとの連帯を表明しましょう。
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また、Change.orgなどで、この問題に関する請願に署名することもできます。
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ウクライナの現状について、あなたのソーシャルメディア・チャンネルで情報を共有しましょう。現在、多くの誤報が流通しているため(これはロシアの戦争の活発な部分でもあります)、共有する情報には十分注意してください。信頼できるニュースソースのみを使用してください。
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ドイツ語での一般情報および背景情報は、Ukraine VerstehenとDekoderのウェブサイトおよびソーシャルメディアチャンネルに掲載されています。
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英語の最新情報は、ウクライナのメディア、特にThe Kyiv Independent、The New Voice of Ukraine、Stopfake.org、あるいはInstagramの@svidomi_engなどで見ることができます。
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また、現状について話すときは、「ウクライナ危機(Ukraine crisis)」ではなく「ロシア・ウクライナ戦争(Russo-Ukrainian war)」を使うなど、正しい用語を使うように心がけてください。
ElinorやStand with Ukraineのリストに登録すれば、ウクライナ難民に寝場所や住む場所を提供することができます(期間限定の一時的なものでも可能です)。
- 地元の難民協議会、都道府県や市区町村の役所に、どのような支援が可能か聞いてみましょう。
- 国際的なプラットフォーム「UkraineNow」でボランティア活動を行い、他のボランティアとネットワークを作りましょう。
Liberecoはウクライナの長年のパートナー団体であるVostok SOSとともに、ウクライナのための大規模な人道支援キャンペーンを開始しました。これは、緊急危険地帯にいる人々の最も緊急なニーズに対応し、医薬品、衛生用品、包帯を持参し、避難を支援し、仮設住宅を探すというものです。
その他の寄付方法:
- Caritas
- Voices of Children,
- Malteser
- Diakonie (Germany)
- Diakonie (Austria),
- Katastrophenhilfe
- Sunflower in Peace
- Unicef
- Mission Lifeline
- Stichting Vluchteling (Netherlands)
(訳者注: 日本では国連UNHCR協会や在日本ウクライナ大使館が寄付先を公開しています。)