Yacq の式ノードとパターンマッチ

yacq-nodes-and-pattern-match.markdown

Yacq の式ノード

• Yacq +

  Yacq の式ノード型階層の頂点

  • AmbiguousLambda

    曖昧な (型が推論される) ラムダ

  • AmbiguousParameter

    曖昧なラムダのパラメータ

  • Dispatch

    シンボルテーブル及び CTS 型を参照して、シンボルまたは型メンバを参照する式

  • Identifier

    識別子 (既定ではシンボルテーブルを参照し変数またはメンバ参照として振る舞う)

  • Ignored !

    結果の式の集合から除外される、無視される式

  • Macro !

    マクロ (さらに評価される式を返す式)

  • Number *

    数値

  • Quoted

    クォート又は準クォートされた式 (クォートは (quote expr) と表現されるのでリテラルではない)

  • SymbolTable

    シンボルテーブル参照 (参照するシンボルテーブルをグローバルシンボルテーブル以外に向ける)

  • Text *

    テキスト (文字、文字列、またはコード埋め込み文字列)

  • TypeCandidate !

    型候補 (複数の型から static 呼び出しのための型を選択する)

  • YacqSequence +

    Yacq のシーケンスノード (0 以上の式ノードを内包するコンテナ) の抽象型

    • LambdaList *

      ラムダリスト (曖昧なラムダの簡略記法であるリスト)

    • List *

      リスト (既定ではシンボルテーブルを参照し関数またはメソッド呼び出しとして振る舞う)

  • Vector *

    ベクタ (既定では配列またはディクショナリ生成)
    

• + は抽象型であることを示す。

• * はリテラル、即ちコードにおいて直接記述できること、あるいは、リーダが直接ノードを生成することを示す。

• ! は常に式ノードの変換に失敗することを示す (終端ノード型)。

参照文献

F# のパターンマッチ