おまじないについて その２

attr2.rb

class Foo
  # attr_*はModuleのprivate methodなので、レシーバは省略する
  # ClassはModuleを継承していて、FooはClassを継承している
  # ので、Moduleのprivate methodのattr_accessorがFooの中で利用可能
  attr_accessor :value                                   
end 
foo = Foo.new
foo.value = 'z'                                                 
puts foo.value #=> z      

# ancestorsはクラスの継承チェーンを辿る
puts Class.ancestors #=> Class, Module, Object, Kernel, BasicObject                                                                                                           
puts Module.method(:attr_accessor) #=> #<Method: Class(Module)#attr_accessor>                              
puts Module.private_methods # inherited, ... attr, attr_reader, attr_writer, attr_accessor, remove_const, ...

Classはクラスのクラスです。
puts Class.ancestors を見てみると、ClassクラスはModuleクラスを継承していることがわかると思います。
puts Module.private_methodsを見てみると、attr_*があることが確認できます。

Rubyのprivateメソッドはレシーバを省略した形で記述します。（self.attr_accessorとは書けない)
attr__はModuleのprivateメソッドで、ClassはModuleを継承しています。ということは、selfがClassであってもModuleであってもattr__を利用することが可能です。

これをクラスマクロと言います。