Skip to content

Instantly share code, notes, and snippets.

@toricls
Last active December 11, 2021 06:13
Show Gist options
  • Save toricls/2f8b6fad8df686fd96a849aa8d063317 to your computer and use it in GitHub Desktop.
Save toricls/2f8b6fad8df686fd96a849aa8d063317 to your computer and use it in GitHub Desktop.
COVID-19: 実質4日間の国家による強制隔離の思い出

2021/12/7-10 で実質4日間強制隔離されていたときの思い出

  • 自分のケースでは、どの隔離施設に向かうのか、その施設がどこにあるのかはバスに詰め込まれて扉が閉まった後に知らされた
  • 自分はたまたま隔離施設が羽田空港の横にあるホテルだったため、空港で拘束されたあと、そして強制隔離明けのバス移動時間が短くて運がよかった
  • 隔離施設に到着してすぐに MySOS とは別の Web アプリを使って毎朝体温その他の情報を報告することを要求された
    • この Web アプリはとても品質が悪く、データの送信のために何回も手でリトライすることになる。使い勝手が非常に悪く、しかも毎朝これをやるのでモヤモヤした
    • (Web アプリのドメインには誰もが名前を知る日本の巨大企業の名前が入っていたが、その企業が作ったものかどうかまでは確認していないのでここには名前は書かない)
    • そもそも MySOS で毎日報告を求められる情報と中身はほぼ同じなので、無理くりまわしている現場の都合で隔離されている側に二重で報告させることにしたんだろうなと想像した
  • 隔離期間中は常に室内軟禁。本当に部屋から出られない。廊下でウォーキングとかも無理。廊下に監視担当者がいる。
  • 部屋で元気に足踏みしていたら翌日筋肉痛になった。これは施設は関係ない。
  • 施設によるかもしれないが、窓は開かない。許可されたタイミング以外で部屋の扉を開けることすらも監視担当者に咎められるため、換気は無理。施設によっては空気清浄機の類があるのかもしれない。
  • 施設によるかもしれないが、基本的には日本によくある狭いビジネスホテルの部屋になると思われるため、ちゃんと運動するスペースもたぶんない。
  • 1日3回配られる弁当のようなものは常に冷たい
  • 事前に通告されているご飯の配布予定時間には、絶対に、絶対に届かない。良くて1-2時間遅れという感じだった。
  • 施設によると思うが、配給冷や飯で出たゴミは袋に詰めてドアの外に出すが、翌日になってもそのまま廊下に残っていたりする。きっと忙しいんでしょう。
  • 施設によると思うが、Uber Eats エリア外だったりする
  • 外部から荷物を受け取る仕組みはおそらくどの施設にも存在すると思われる。荷物は全て施設の受付に置き留めする必要がある。荷物を受け取る前には事前に受け取る品目を申告し、受け取り時には中身を検閲される。
  • ただし、施設の受付に荷物が届いてから実際に自分が受け取れるまでの時間の長さは何も保証しない、ということを入所時に通告される。
  • 施設に届ける荷物はナマモノNG。つまり温かい食べ物は注文できないことも入所時に通告される。
  • 電子レンジ?市民、それは贅沢です
  • 施設によるかもしれないが、部屋に置いてある水は 500ml ペットボトル3本。補充なし。水道水を飲めそうならそれを飲む。オペレーションに連絡すれば補充してくれるのかもしれないが、後述する理由によりオペレーションに連絡する気は削がれる。
  • 施設によるかもしれないが、インスタントのコーヒーも部屋に置いてあった。3つとか。補充なし。
  • 施設によるかもしれないが、インターネットが無線・有線ともに使い物にならなかった。仕事にならなかった。テレビは有線LANに繋がっているが、Netflix とか Prime Video が Connectivity issue を吐いて再生開始すらできないレベルだった。
  • そもそもネットへの接続設備が存在しない隔離施設もあるらしい
  • 自分には関係のない館内放送で 6:30 AM に起こされたりするので夜は早めに寝ましょう
  • 施設によるかもしれないが、コインランドリーがあるという話だった。ただし使える時間に制限があり、加えて予約制、そして監視担当者がオマケでついてくる模様。オペレーションに部屋備え付けのインターフォンで連絡する方式だった。
  • インターフォンの先のオペレーション担当者はストレスからか非常に offensive な喋り方で、二度とかけまいという気持ちになった。(「こっちは忙しいのでそんなことで連絡すんな」のような感情をヒシヒシと感じる喋り方だった。たぶん電話に出る人にもよるとは思う。)
  • そもそもオペレーションにはなかなか電話は繋がらない
  • トイレットペーパーやタオルなどは能動的には交換・補充されない。してもらうためにはオペレーションに連絡して依頼する必要がある。おそらく廊下に物が置かれて後から自分で回収するスタイルと思われる。
  • 国が現場に丸投げしたと思われるオペレーションを頑張って回している現場スタッフの皆さんには同情したが、個人的には合法・合憲性が疑わしい国家イニシアチブに加担してしまっているかもしれないという認識はなさそうに見えて、ちょっと危うさを感じた。
  • (少なくとも)表に出てくるスタッフは隔離に利用されている施設(自分のケースではホテル)の従業員ではなく、国が民間業社に委託している会社から派遣されているようだった
  • 自分が隔離された施設の監視担当者は羽田タートルサービスという会社のジャケットを着ていた
Sign up for free to join this conversation on GitHub. Already have an account? Sign in to comment