行ってきました。
内容が盛りだくさんだったので、いくつか気になったところだけまとめ。
Vim8で追加された新機能の紹介。
概要だけであまり深い話ではなかったが、
リリースノートをあまり見ていなかったので知らない事が多かった。
ほとんどがVimLの拡張だった。
バックグラウンドで他のプロセスとメッセージをやり取りできるようになった。
詳細はHelp: channel-demoで見られる。
Lambdaの導入はずっとIssue見てたのでやっと来た!って感じ。
それぞれhelp: lambda
, help: closure
, help: partial
で。
プラグインの管理機能が標準で取り込まれた。
ただし機能が最小限のようなので、これまで通りdein.vimとかvim-plugを使うのは変わらないはず。
(Githubホストのプラグインを追加できない)
help: packages
で。
この辺りのネタ。
Windows環境でのテキストレンダリング品質が向上した。
Windowsでvim使ってるとフォントが掠れるのつらい。
(個人的にはcygwinでもかなり掠れる、今までMacTypeでどうにかしてた)
改善されているはず?
Direct2Dによる描画で速度の向上やカラー絵文字のサポートが今後の課題。
help: renderoptions
で。
すごい。
スライドが今日(11/7)に公開されるらしいので、メモベースで振り返り。
公開されました
unite.vimがとても重い、構造が複雑でデバッグつらい。
のでdenite.nvimを作っている。
unite.vimの開発は終了する。
Googleでunite.vim slowが検索候補に出てくる。
仕様上、全ての候補をメモリに持つ必要があるために遅い。
denite.vimはVimと別プロセスで動いている&Python3なのでさらに速い。
if_python3が必要、Python3による拡張をサポートしていて、VimLでの拡張はできない。
unite.vimで特に遅いとされるgrep, file_recのデモ(めっちゃ速かった)。
UIとコアを分離、UIの独自拡張が可能になる(vimfiler的なのを書けるようになるが、現状ちょっと大変かも)。
Vim8でも動きます。
が、開発中なので足りない機能はまだまだある。
cpsm(CtrlPの為に作られた高速matcher)にも対応している。
他プラグインに関して、
今後の予定はvimshellとneosnippetの置き換え。
Vim8の非同期IOは使っていなくて、Python3の非同期プロセス間通信を使ってるのでVim7.xで動く。
deoplete.nvimのソース紹介。
めちゃくちゃ補完が速い。未だにneocomplete.vim使っているので乗り換えてみたい。
追記 11/7 19:01:
deoplete.nvimは現状Vim8のサポートはしておらず、対応にも時間がかかるそう。
NeoVimで使いましょう。
parserとかlinter周りの話。
内容全然わからなかったけど、興味があるのであとで調べる。
Vim Script Parser written in Go
Goネタ多かった。
ブラウジングやらVS周りでVimキーバインドとか、皆同じことやってて面白かった。
Vim8新機能の応用的なのもっと聞きたかった。
いつの間にかif_luaからif_python3に。
#vimconf2016がTwitterトレンド入りしてた。
来年も参加します!