津田祐典
Webデザイナー(フリーランス)
デザインレビューとは、減点方式である。レビュアーがクライアントであれディレクターであれ代理店であれ、往々にして良いところよりも悪いところが目につき、一度ついたマイナス査定を覆すのはプラス査定をとるよりも難しかったりする。(デザインそのものの完成度とは別に)
ちょっとした手抜きやミスでつまらない指摘を受けないように、自戒を込めて。
デザインカンプは原則として全て完成した状態で見せる。ワイヤーフレームがなかったり指示が不明瞭なセクションでも、「多分こんな感じだろう」でいいのでとりあえずきちんと作る。例えそれで正解でなくても、それを元に修正の指示をもらえるので効率がいい。何より、一度不完全なものを見せてしまうと、第一印象の悪さが後々まで尾をひいてしまいやすい。
「途中でもいいので見せて」と言ってくるディレクターやクライアントがいたらできるだけ拒否する。難しければ、メールに添付し忘れたフリをする、わざとぶっ壊したZIPファイルを送るなどして時間を稼げ。
Sketchのプラグイン沼は深い。適宜追加したり消したりしていきます。
複数の機能を持つプラグイン。プロトタイピングサービス「Invision」とSketchアートボードの同期や、オブジェクトの複製、ダミー画像(iStock、Getty、Unsplash)の挿入、ダミーテキスト(名前や住所)の挿入などなど。地味に時間を取る面倒な作業をかなりスムーズにこなしてくれる。
https://www.invisionapp.com/craft
複数オブジェクト間のマージンを指定できる。プラグイン使用後も指定は生きており、オブジェクトを動かすと即座に自動で並び替えられるなどかなり強い補正が入る。