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@GOROman
Created August 18, 2026 04:03
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実YM3012でYM2151をアナログ出力するための部品リスト(全部秋月で買える、データシート標準回路準拠)

実 YM3012 で YM2151 のアナログ出力を作るための部品リスト(全部秋月電子で買える)

YM2151 のシリアルデジタル出力を、ファーム内シミュレーション(PWM)ではなく 本物の YM3012 DAC でアナログ化するための部品まとめ。 定数は Yamaha 純正データシート(LSI-2130123, 1992.4)の 「EXAMPLE OF BASIC CIRCUIT」準拠。YM3012 本体は入手済み前提 (秋月では売っていない。eBay/AliExpress 等)。

標準回路の構成(データシートの基本回路)

オペアンプは 4回路(=デュアル×2個)使う:

YM2151                YM3012(DIP16)
 φ1 (23) ──────────→ 2  CLOCK
 SO (21) ──────────→ 4  SD
 SH1(20) ──────────→ 6  SAM1
 SH2(19) ──────────→ 5  SAM2
 (+5V)   ──────────→ 7  /ICL     ※YM2151の/ICと共通にすると消音も連動
 +5V ────┬─0.1µF─┐→ 1  VDD
 GND ────┴───────┴→ 3,8,16 VSS(DIG/ANALOG GND)

15 RB   ──┬── 10µF → GND        (内部1/2VDD基準の平滑)
          └──(+)op1(-)─┐        op1: 基準電圧バッファ
14 BC   ──────────────┤←ここに Cc(位相補償 ~100pF)
13 MP   ──────────────┘
12 ToBUFF ──(+)op2 ──[Rcom 270Ω]──→ 11 COM   op2: DACバッファ
 9 CH1  ──┬─ Csh 1500pF → GND ──(+)op3 ──→ 出力R ┐
10 CH2  ──┬─ Csh 1500pF → GND ──(+)op4 ──→ 出力L ┘→ 1µF DCカット → アンプ

データシート指定値: Csh = 560〜3300pF(推奨1500pF)、Rcom = 100〜1000Ω(推奨270Ω)。 オペアンプは「NJM4560 相当(スルーレート 4V/µs 以上)」。

秋月で買うものリスト

# 品名 数量 用途 目安
1 NJM4580DD(2回路オペアンプ, SR=5V/µs) 2 op1-op4(基準バッファ/DACバッファ/CH1/CH2) ¥50前後/個
2 丸ピンICソケット 16P 1 YM3012 用(直付け厳禁、貴重品) ¥数十円
3 丸ピンICソケット 8P 2 オペアンプ差し替え実験用 ¥数十円
4 フィルムコンデンサ 1500pF(152) 2 Csh サンプルホールド(CH1/CH2) ¥数十円
5 セラミックコンデンサ 100pF(101) 1 Cc 位相補償(BC-MP間) ¥数十円
6 カーボン抵抗 270Ω 1/4W 1 Rcom(袋100本入りでOK) ¥100/100本
7 電解コンデンサ 10µF/16V 1 RB(1/2VDD基準)平滑 ¥10
8 積層セラミック 0.1µF 2-3 VDD パスコン(YM3012+オペアンプ) ¥10前後
9 電解コンデンサ 100µF/16V 1 5V ライン バルク ¥数十円
10 電解コンデンサ 1µF/50V 2 出力 DC カット(出力は1/2VDD中心なので必須) ¥10
11 カーボン抵抗 10kΩ 1/4W 2 出力負荷/DCカット後のバイアス落とし (#6と同袋可)
12 3.5mmステレオミニジャック(基板取付用) 1 L/R 出力 ¥数十円
13 ユニバーサル基板(C基板等) 1 実装用 ¥100前後
14 ピンヘッダ+ジャンパピン 適量 シミュレーション/実DAC切替、/ICL選択 ¥数十円

合計 1,000円前後(袋物抵抗を含めても)。

オペアンプ選定メモ(全部秋月にある)

  • NJM4580DD … 推奨。SR=5V/µs でデータシート要求(4V/µs)を満たす。安い
  • NJM2114DD … 低ノイズ版。差し替えて音の違いを楽しむ枠
  • MCP6002 … 単電源レールツーレールだが SR=0.6V/µs で要求未達(音は出るが高域が鈍る)
  • LM358/NJM4558 … SR 0.5〜1V/µs で同上。非常用
  • ソケット化しておけば DIP-8 デュアルオペアンプは全部差し替え可能

設計上の注意

  1. クロック範囲: YM3012 の CLOCK(φ1=φM/2)は 0.65〜3.2MHz。 φM=4MHz なら φ1=2MHz で余裕で範囲内。ただし本機の K コマンドで φM を 1.3MHz 未満に下げると規格外になる(シミュレーションは動くが実DACは保証外)
  2. /ICL の扱い: +5V 固定でも動くが、YM2151 の /IC ライン(CPU A10)に 繋ぐとリセット時に DAC 出力も無音化されて都合が良い
  3. GND は3本全部(pin3, 8, 16)。DIG と ANALOG が分かれているので ベタ GND か太めの配線で1点に落とす
  4. 既存のファーム内シミュレーションと共存できる: YM3012 への 4信号 (φ1/SO/SH1/SH2)は ESP32 の取り込みと並列に分岐すればよい(入力容量5pFで 負荷は無視できる)。ジャンパで「実DAC出力 / PWM出力」をアンプ手前で 切り替えられるようにしておくと聴き比べができる
  5. 出力振幅は最大 1/2 VDD(2.5Vpp)中心 2.5V — DC カットは必須。 アンプ直結前提なら追加のポスト LPF は不要(DAC 出力は階段状だが 62.5kHz 成分なので可聴域外。気になるなら 2.2kΩ+4.7nF を追加)

参考: 性能(データシートより)

  • ダイナミックレンジ 16bit 相当(10bit 仮数+3bit 指数の浮動小数点)
  • THD 0.05%(0dB)、ノイズ -92dBm、クロストーク -72dB、セトリング 2.5µs
  • ファームの PWM シミュレーション(9bit+ノイズシェーピング)より S/N・分離とも一段上がるはず。届いたら聴き比べ推奨
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