#エルダーの部位倍率と属性
##謎倍率について
謎倍率は Lv50 開放あたりから気づいたので、レベル差でかかると思っていたのですが、Lv54 のキャラで Lv50 のエルダーを相手にしても謎倍率がかかっているようです。
事前の調査で、ゾンデが 1.0 倍以上の当たり方になる場合は謎倍率がかからないことがわかっているので、ゾンデ以外のテクニックのダメージから法撃防御を逆算し、それが 1.05 倍ありでなければゾンデの 1.2, 1.4, 1.6 の法撃防御と一致しないのであれば謎倍率あり、と判断しています。
アームも本体もまともな倍率の部位がはっきりしないので、このような判断基準になっています。普通のエネミー相手では一倍の部位がはっきりしているので、謎倍率がかかっているかどうかは倍率が前もってわかっている PA の倍率調査 (攻撃力を変えて傾きを求める計算) を行うことで確実に調べることができます。
##アーム
射撃、打撃の倍率は調べていません。
法撃は属性ごとの倍率と部位の倍率を分離して考えなければ、弱点属性は 2.4 倍、その他が 2.0 倍。分離して考えるのならおそらく、法撃用の部位倍率が 2.0 倍、弱点属性が 1.2 倍、その他が 1 倍。
これらの倍率は N でも VH でも同じです。
アームのコア部分の法撃防御は N で 110, VH で 227 くらいです。
##本体
本体の属性の性質は特殊です。火属性の倍率が 0.3 倍と非常に低くなっています。今回、雷属性と火属性でしか調べていませんが、おそらく火以外の非弱点属性においても同じような傾向があるはずです。ですので、以下の文章の雷属性は弱点属性、火属性は非弱点属性と読み替えておそらく問題無いと思います。(気が向いたら他の属性についても調べます)
法撃は属性ごとの倍率と部位の倍率を分離して考えなければ、雷属性は 2.4 倍、火属性が 0.6 倍。分離して考えるのならおそらく、法撃用の部位倍率が 2.0 倍、雷属性が 1.2 倍、火属性が 0.3 倍。
腕の弱点部分の法撃防御は 227, 打撃防御は 208 くらいです。
打撃、射撃の属性ダメージにかかる倍率も法撃と同じ。
打撃ダメージにかかる部位倍率は腕の種類によって違います。現在二種類まで確認しています。下腕とその上の腕は 2.2 倍、それ以外の腕が 2.4 倍です。射撃は調べていませんが多分似たようなものではないかと。
##おまけ
そもそもなぜこれを調べたのかというと、交換した金槌の殴りが雷 50 ヘキサより目に見えて弱すぎたのでおかしいと思ったのです。いくら非弱点で属性 30 とはいえ、打撃に 200 の差があるのにあからさまに弱かったので。
おまけに法撃爆発のダメージがヘキサの時は殴りより少し弱いくらいだったのが、3桁のカスダメージになっていてどういうことなんだよ…なのでついでに法撃爆発の倍率や計算式も調べてみました。
ウォンドの殴りの倍率は、一段目 1.50 二段目 1.29 三段目 1.88 です。なんか半端ですがこの半端でないと合わないのでうーん。法撃爆発の倍率はぴったり 1.1 倍です。
計算方法は普通の打撃のダメージ計算を、打撃力を法撃力、打撃防御を法撃防御に置き換えて計算するだけです。ただし、武器の属性ダメージも武器の法撃力から計算します。(法撃爆発には武器の属性が乗ります、ちょっと意外だった)
武器攻撃力によるダメージ = (武器法撃 / 5) * 法撃部位倍率 * あとがけ倍率
基礎攻撃力やユニット等によるダメージ = (基礎法撃力やユニット等による攻撃力 / 5) * 法撃部位倍率 * あとがけ倍率
敵の防御力によって引かれるダメージ = (法撃防御 / 5) * 法撃部位倍率 * あとがけ倍率
武器に由来する属性ダメージ = (武器法撃力 * 属性% / 5) * 法撃部位倍率 * あとがけ倍率 * エレメンタルウィークがある場合ここ
最終ダメージ = 武器攻撃力によるダメージ + 基礎攻撃力やユニット等によるダメージ - 敵の防御力によって引かれるダメージ + 武器に由来する属性ダメージ
あとがけ倍率に入るのは法撃爆発自身の倍率 1.1 と、可能性のあるものとしては 1.05 の謎倍率とチェイス等のスキルがあります。法撃爆発はすべて法撃力依存で計算されるのに最終的には打撃属性でチェイスが乗るというわけがわからないよ。
最終的に打撃属性になりますが、計算はあくまで法撃系のパラメータで行われます。つまり、エルダーに対して火属性の法撃爆発を起こすと、雷属性の時の 1/4 のダメージしかでないことになります。