Haskellでバイナリファイルの読み書きをすることがこれまで何回かあったので、それをネタにアドベントカレンダーに参加したつもりだったのですが、定刻よりもだいぶ遅れての年始の到着となりました。申し訳ございません。これはHaskell Advent Calender 2013 11日目だったはずの記事です。明けましておめでとうございます。
さて。コンンピュータで扱うデータはすべてバイナリ形式で表現されています。したがってすべてはバイナリデータであるという言い方ができますが、しかし一般には、テキストでないデータをバイナリデータと呼びます。
Haskellにはバイナリデータを扱うライブラリがたくさんあります。どのライブラリも特別難しい要素があるわけでなく、Haskellのライブラリの中では扱いの容易な部類に含まれるものと思います。しかし、初めて取り組むときには、主要なライブラリのどれも同じようなインターフェイスを提供していることに、何を選べば良いか戸惑う人も多いのではないでしょうか。