以下は、Confluent ドキュメント「Manage Schemas in Confluent Cloud（Confluent Cloud におけるスキーマ管理）」の内容を日本語に和訳し、Markdown形式で整理したまとめです。

Confluent Cloud におけるスキーマ管理 (Manage Schemas)

Confluent Cloud 上では、「スキーマレジストリ（Schema Registry）」が環境単位でホストされ、ストリームガバナンス機能の中核を担っています。本ページでは、スキーマの表示・編集・検索・互換性管理などの操作について紹介します。(Confluent Docs)

スキーマに関する主な操作

以下の操作を Confluent Cloud UI にて実施できます：(Confluent Docs)

「Environments」から対象の環境を選択
「Clusters」から操作するクラスタを選択
「Topics」で対象トピックを選択
「Schema」タブに移動し、スキーマを表示（コード表示とツリービューの切替が可能）(Confluent Docs)
- スキーマタイプ、互換性モード、バージョン、スキーマIDなども確認可能(Confluent Docs)

環境選択後、左メニューの「Schema Registry」→「Data contracts」タブへ移動
環境内の全スキーマ一覧にアクセス・検索・操作（ダウンロード、複製、削除、バージョン比較など）が可能(Confluent Docs)
- グローバル互換性はコンテキスト単位で設定され、統一的には存在しません(Confluent Docs)

ダウンロード トピックの「Data contracts」タブでキー／値を選択し、右上のメニューから「Download」選択で JSON スキーマを取得可能。(Confluent Docs)
削除同じ画面メニューから「Delete」を選び、特定バージョンまたはサブジェクト全体を削除可能。(Confluent Docs)

環境単位で Schema Registry を通じて、API キー発行、全スキーマの一覧、検索、互換性設定などを一括で管理可能です。(Confluent Docs)

Confluent Cloud では、スキーマ操作に対するアクセス権限を細かく設定できます。代表的なロールと操作可能内容は以下の通りです：(Confluent Docs)

ロール	読み取り	書き込み	削除	互換性設定	権限付与
OrganizationAdmin	✓	✓	✓	✓	✓
EnvironmentAdmin	✓	✓	✓	✓	✓
ResourceOwner	✓	✓	✓	✓	—
DeveloperManage	—	✓	—	—	—
DeveloperRead	✓	—	—	—	—
DataSteward	✓	✓	✓	✓	—

※ Global compatibility の管理は、Subject 名 __GLOBAL に対して DeveloperManage ロールを付与する必要があります。(Confluent Docs)

Schema Registry は環境ごとに 1 インスタンスで提供され、複数クラスタに対応。(Confluent Docs)
スキーマサイズは最大 1MB。超過時はスキーマ参照（Schema References）活用が推奨されます。(Confluent Docs)
スキーマバージョン数にはクラスタータイプ（Basic / Standard / Dedicated）ごとに上限あり。不要なスキーマ削除が可能。(Confluent Docs)
API リクエスト制限（環境単位で共通）：書き込みは 25 req/秒、読み取りは 75 req/秒。複数キーでも合算されます。(Confluent Docs)

Confluent Cloud におけるスキーマ管理では、以下が可能です：