色んな人に説明するのがめんどくさい&多くのことを伝えたいので退職エントリーとして残しておきます。あんまりお気持ち表明することないので文章化するいい機会かなと思いました。
入社した時に言われた言葉でKeepChallengingというのがあって、恐れないで色んなことにチャレンジし続けようというのが心に残ってます。会社の文化はそれに応じてかミクシィキャリアチャレンジというのがあり、興味のある部署に気軽に異動できる仕組みがあります。僕もその制度を利用して色んな事業部に携わらせてもらい、たくさんの経験ができました。ミクシィは小さいプロダクトチームの集合体になっており、大企業特有のメッシュ構造な縦割りにはなってないのです。チームに全ての裁量を渡しているので小さなベンチャーを渡り歩いている感覚になります。
また歴史のある会社なので様々な知見や良い文化が多いなという印象です。技術的負債を解消する事に企画を含めて全員が前向きであったり。デザイナでありながらgitやvue.jsを書く事に積極的な人がいました。
他にもたくさん良いところはありますが割愛します、知りたい人が居たら教えます!(もちろん悪いところもありますが...卑猥なGitHub IDを7年間使って何も言われなかったのは社員の懐の深さではないでしょうか)
理由は3つあり、新しいチャレンジのため、世代交代のため、市場価値を測るためです。
もともと今のプロジェクトが落ち着きそうだったので社内外問わず最初に教えられたKeepChallenging精神で新しいチャレンジを探してました。もちろん社内でも良かったのですが、たまには外のチャレンジも見てみたいという事で去年くらいから転職活動をしてました。そして自分の注力したい技術と向き合えそうな会社に巡り会えたので、今までの経験や学びを活かして次なるチャレンジをするつもりです。
現在のプロジェクトは実運用の経験が少ない人が多かったです。現在は4ヶ月も運用と開発を並行しており体制も安定してるといえます。このまま僕がリーダーシップを発揮して引っ張ることもできますが、同じプロジェクトに居続けてしまうと、若者にチャレンジする場を奪うことの方が多いかなと思います。僕のポストを開けることで次のチャレンジの席を明け渡し老害は次の畑を耕に行こうと思います。
また、外に飛び出すことでより広い視野で自分の市場価値を客観し出来るいい機会だなと思いました。今までの社内やチームでのバリューの出し方を外でも活かすことで、自分の市場価値を三角測量できるのではと考えています。過去に上長と1on1した時に、「自分で給料払うならどれくらいなら適正なの?」と聞かれました。正直当初は全然答えられなかったのですが、経験を積んで行くことで自信を持って答えられるようになるんじゃないかなと思います。
数十人規模のベンチャー企業に行きます。そこでは海外展開に力を入れており、ファイトリーグで培ったネットワーク周りのことやスポーツで学んだ開発のスケーリングやリードの経験を活かせるんじゃないかなと思ってます。
めちゃくちゃ色んな人に迷惑かけ、たくさんのことを学ばせてもらった事にはとても感謝してます。ありがとうございました。人生の1/4も長い間関わってるので、離れるのは少し寂しい気持ちもありますが、KeepChallengingを忘れずに次のステージでも挑戦し続けたいと思います!