QMK Firmware は US 配列を前提にしたファームウェアのため、JIS キーキャップを使う場合や OS のキーボード配列を JIS に設定した状態で使う場合、何らかの処理が必要になる。
その方法として qmk_firmware/keymap_japanese.h at master · qmk/qmk_firmware を使う方法と koktoh/jtu_custom_keycodes: Keycodes to use jis keycode in us keymap を使う方法の2つがあるので、2つの方法の違いを整理した。
OS のキーボード配列を JIS に設定している状態で、
- JIS キーキャップの印字どおりに入力したい場合
- US キーキャップの印字どおりに入力したい場合
- koktoh/jtu_custom_keycodes: Keycodes to use jis keycode in us keymap を使う。
- ただし、koktoh/jtu_custom_keycodes: Keycodes to use jis keycode in us keymap で用意されていない記号(
!
や(
等)を直接入力する場合、qmk_firmware/keymap_japanese.h at master · qmk/qmk_firmware を使ってJP_EXLM
の形で指定する1。
OS のキーボード配列を変えつつ、2つの方法で入力した結果は次の図のとおり。
Footnotes
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S(JU_2)
の形で指定した場合、そのキーを押しても何も送信されない。 ↩