Vim Advent Calendar 2012 の134日目の記事です。 昨日はmanga_osyoさんによる\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!でした。
前々回の著者によるVim Advent Calendarの記事にて、以下のような記述があったのをお覚えでしょうか。
SimCityを無事入手し、それをGentoo Linux上のWineで動作させるため数日間悪戦苦闘し、結局諦めてWindowsを購入しました。しかしオンボードのIntel HD 3000では動作速度が遅く、いまはグラフィックボードの購入を真剣に検討しています。Gentoo Linuxとデュアルブートする予定なので、LinuxからちゃんとGPGPUに使えるようなものにしたいですね。
というわけで購入しました。Radeon HD 7850 (2GB RAM) というやつです。ビデオカード業界には全く詳しくなく、調査するのにとても時間がかかりました。Video CardのVはVimのVです。我々はもっとこの分野にも精通する必要があるのではないか、と感じました。
なお、SimCityのマルチプレイの協力者を募集しています。詳しくはLingrのVim部屋にて。
注文から待つこと3週間、ついにビデオカードが到着しました。
このビデオカードを利用する前と後で、SimCityが全く別のゲームになりました。画面の美しさは、ソフトウェアの一要素ではなく、全てです。美しいことはそれだけで人に感動を与え続けることができる、ということを改めて体感しました。おかげで睡眠不足です。
仕事中もシムシティの曲を聞くことでシムシティ意識を高めています。
本記事はquickrun初心者向けの記事です。
~/.vimrc
に
let g:quickrun_config.coffee = {'command': 'coffee', 'cmdopt': '-pb'}
などと記述することでfiletype=coffee
なファイルに対し:QuickRun
するとCoffeeScriptからコンパイルされた結果のJavaScriptのコードを確認することができ、とても便利です。
(実際に設定している例: https://github.com/ujihisa/config/blob/bf00a8366335e992528a7d8eead83798e4da5fa0/_vimrc#L693)
が、生成されるJavaScriptのコードを確認し、良さそうならそれをさらにnode.jsで実際に実行したいというケースが高頻度で発生します。この場合どうすればよいのでしょうか。
CoffeeScriptのコードの先頭に以下を記述します。
`#!node
`
たとえば
`#!node
`
console.log 123
と書いてquickrunすると、
#!node
;console.log(123);
となります。quickrun窓のfiletypeはデフォルトのquickrunのままですが、一行目がちょうどshebangとなり、quickrunが解釈可能な形式になっています。これでquickrun窓から直接quickrunでnodeを起動することができます。
ujihisa